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夜月死華

んー…

夜月死華

おはよー…

白鳥碧桃

おはよう、死華。

白鳥碧桃

昨日はよく眠れた?

夜月死華

うん!すっごいふかふかだったぁ…

死月華夜

おはようございます…

白鳥碧桃

…おはよう。

玖城蒼

おはよぉ…

玖城詩

…ねむ

想川椿咲

お茶入れますね〜

イリス

椿咲はほんと朝に強いわね…

想川椿咲

そうですか?

イリス

朝からお茶なんて入れてらんないわ…

神威

門番いってくるぅ…

染葉射都

居眠りするなよ。

おはよー!みんな!

ほらほらおきてー!

お話があるんだよー

だいぶ深刻な!

白鳥碧桃

何?

…それが…

魔界軍が動き出した。

玖城蒼

あー…だいぶ早いな…

しかもほかの戦える時空を味方につけてね。

染葉射都

…だいぶ深刻だな

染葉射都

神威も呼んだ方がいいんじゃないか?

あー神威くんなら聞いてるから大丈夫!

ね!

神威

『うーん、きこえるよー』

おーけー!

玖城蒼

うわ、すご

玖城蒼

どんな原理?

まあまあそんなのは後で教えるから!

とりあえずはお話聞いて!

夜月死華

あのぉ…

夜月死華

全くお話理解してない人1名…

玖城詩

2名

死月華夜

…3名…?

あー!そっか!

でもちょっとまっててね!

夜月死華

はーい!

さっきも言ったけど魔界が他の戦える時空を味方につけて動き出した。

その数約10万人!

強さで勝ってるとしても…

さすがに辛いよねぇ…

白鳥碧桃

…そうね。魔力が足りるかも不安。

だから僕らも味方についてくれる時空を見つけるしかないと思うんだ。

染葉射都

…宛はあるのか?

んーあるって言えばあるけど…

協力的かって言われたら怪しいなぁ…

想川椿咲

…その時空のお名前は?

『月ノ都城』だよ。

白鳥碧桃

…やっぱりそうなのね。

イリス

月ノ都城…。聞いたことはあるけど…

イリス

確か、月ノ都城の王様みたいな人がめっちゃ強いみたいな…

そうそう!ところがその王様っていうのはね…

僕と同じ霊王なんだよ。

想川椿咲

霊王…確かに味方につけたら心強いですね。

でしょ?

ちゃんと説得する手立てもある。

玖城蒼

じゃあみんなで月ノ都城へ出発!?

白鳥碧桃

そうね。早く行きましょう。

…そうだね。

夜月死華

あのぉ…

夜月死華

もうそろそろ事情お話していただいても…

玖城詩

…頭が…

死月華夜

月ノ都城…。

死月華夜

月ノ都城なら案内できます…

死月華夜

頑張れば『夜蝶』様に会わせるのも…

ほんと!?お願い!

死月華夜

…はぃ…

死華ちゃん、詩!事情は行きながら話すから!

とりあえず着いてきて!

夜月死華

了解!

玖城詩

うん。

さあさあ!みんな手を繋いで!

【空間】月ノ都城。

夜月死華

わっ…!

みんな!ここが月ノ都城だよ!

玖城詩

…月、綺麗

玖城蒼

詩の方が綺麗!!!!

玖城詩

黙れ

玖城蒼

ひどいいぃ

染葉射都

てゆーか神威は?

神威

『おれはみんなのこと見ながら見張ってる。零界になんかあったら言う。』

りょうかい!お願い!

白鳥碧桃

…早く案内して。

死月華夜

はい…。

死月華夜

ここ…聖城にも近いので…すぐに着きます…。

白鳥碧桃

急ぎましょう。

死月華夜

は、はい!

夜月死華

ねえ!早くどういうことなのかおしえて!

ああ、そうだったね。

まず、零界と魔界が世界の二大勢力だ。

そして魔界は零界を邪魔に思ってる。

零界は碧桃ちゃんたちが帝王になる前の帝王がめっちゃ馬鹿でね。

ほかの時空に喧嘩売って、負けて。

民にあたって、また喧嘩売って。

それでいろんなところを潰してきたからほかの時空に敵が多いの。

それをいいように使って

魔界が僕らを潰そうとしてるってわけ。

玖城詩

なるほど…

夜月死華

その事は分かった!ずっと気になってたんだけどさ!

夜月死華

『聖城』ってなに?

死月華夜

えっと…零界で言う御屋敷みたいなところです…。

夜月死華

そうなんだぁ…。

死月華夜

もうつきますよ…。

???

華夜か?

死月華夜

あ…!────!

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