田中朝日
ねぇ、お父さん
田中太郎
おー朝日、どうした?
田中朝日
来年の学校の事なんだけど
田中太郎
もちろん研究系の学校だよな?
田中朝日
いや、違くて
田中朝日
祓魔師の専門学校
田中朝日
壊魔に行きたいんだ
田中太郎
何を言っている!!!
田中太郎
何故この研究職を継ごうとしない?!
田中太郎
そんなに祓魔師になりたいのか?
田中朝日
そうだよ
田中太郎
でも、ろくに稽古もしてないアンタが行けるほど甘く無いぞ!
田中朝日
本当に?
田中太郎
そりゃそうだろ
田中太郎
俺は今までアンタに武器を買ってやったことも
田中太郎
武器の使い方を教えた事も無いんだぞ!?
田中太郎
そんなアンタが行ける訳ないじゃないか
田中朝日
はあ、分かったよ
田中朝日
じゃ、実力を証明すれば良いんでしょ?
田中太郎
そうだ!
田中太郎
では、アンタはどう証明する?
田中朝日
実力のある人数人と戦って
田中朝日
その時の僕の勝率
田中太郎
分かった
田中太郎
じゃあ対戦相手を揃えてやる
田中太郎
(朝日に現実を教えないとな)
田中太郎
(飛び切り強い相手を用意してやろう)
翌日
弦月景
朝日おはよー!
田中朝日
おはよう景
弦月景
朝日何か元気なくね?
田中朝日
それがさー
田中朝日
昨日お父さんと喧嘩しちゃって
説明して
弦月景
でもその対戦相手も流石にめっちゃ強い相手は出さないでしよー!
田中朝日
でもお父さんならやるかもな
弦月景
ひえー
弦月景
毒親こえー
田中朝日
(景いいなー)
田中朝日
(何処に産まれても)
田中朝日
"愛されてるから"