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草太のバイト先の居酒屋
草太
バイト先の店長
草太
バイト先の店長
と、言って自分のスマホを俺の方に掲げてネットニュースのサイトを見せてくれた。
バイト先の店長
バイト先の店長
草太
ああ、俺だ。って瞬時に思った。
本当のことを言おうかすごく迷ったけど、結局言わなかったよ。
バイト先の店長
バイト先の店長
草太
草太
嘘ついた。
「俺じゃない。」って言ったようなもの。
バイト先の先輩
バイト先の店長
バイト先の店長
ずっと頭の中がグルグルしてた。 嘘をついたという罪悪感と、俺の噂が大学の外まで広まっているっていう不安感で胸の奥が締め付けられた。
最初の方は、なんとか耐えながら家事と学業とバイトを両立させてたけど、最近は何もやる気が起きなくなってしまった。
あ、これやばい。って本気で思ったのが、切り付け事件って呼ばれた日の2週間後。
海斗
草太
海斗
草太
海斗
草太
草太
海斗
草太
草太
草太
草太
海斗
って感じで、記憶が曖昧になっていたり。
草太
海斗
海斗
草太
草太
海斗
包丁握りながらぼーっとしてたり、なんか色々とおかしくなってるみたい。
海斗
草太
海斗に絆創膏貼ってもらいながら思ったのが、「大学辞めよう。」って。
あの事件から俺が崩れちゃってる気がする。
こんなんじゃ海斗に迷惑かけちゃうよ。
うん、休学しよう。
また落ち着いてきて、余裕が出て来たら復学しよう。それまではバイトと海斗のことだけを考えよう。
決意した日の次の日にはもう行動してた。
大学教授
草太
草太
大学教授
大学教授
「あの事件」が何なのかは俺も多分、教授もわかってる。
だから教授は、俺の噂についてあえて深く語らないという配慮をしたのかもしれない。
大学教授
草太
大学教授
草太
俺の両親は海斗の物心がつく少し前に発生した大地震で亡くなっている。
それからは俺が海斗の世話をして、生活費と自分で大学の学費もバイトで稼いでいた。
児童養護施設に入ればそれでいいんだろうけど、「施設で暮らしている」ってだけでいじめられるのが嫌だったから、結局入らなかった。
いじめなんてしない優しい人はこの世にたくさんいるんだろうけど、俺が今まで読んできた本は「施設の子」というだけでいじめられる登場人物が多かった。
俺含めて海斗にそんな辛い思いして欲しくないから、ずっと1人で見栄張ってた。
草太
大学教授
草太
俺は前触れもなくいつの間にか涙をボロボロと流していた。
教授はいち早くそれに気づき、自身のハンカチを差し出してくれたんだ。
大学教授
大学教授
草太
草太