君は僕の生きる意味。

⚠ 病み要素あり。 死ネタ？自殺行為あり。 暗めの作品になります、苦手な方はバックして貰えると有難いです。

僕は、幸せな日常を送っていた。 愛する人と共に。

だけど、...幸せは一瞬で崩れた

何となく気づいていた。 でも、認めたくなくて、目を塞いで...。

見て見ぬふりをして、嘘をついて...。

またか...。今日で何日目だろうか。

嘘つき。桃くんの入っているバスケ部は今日は無いと友人から聞いた。

忘れられない。桃くんとの思い出が...。

諦めたいのに、諦められない自分がいる。

もう、僕...生きてる意味あるのかな

僕の生きる意味は、君だった。

何時でも...何処にいても。

君が傍に居てくれたから、笑顔になれた。

あの時の言葉は嘘だったのかな？

だから、最後は言わせて欲しい。

ｷﾞｨ

屋上の扉が開くと、僕の愛した君が居た。

そう、愛してた。桃くんの事、本気で好きだった。

これで、僕に残った物は何も無い。

彼が僕に向かって手を伸ばす...。

でも、僕の体に彼の手が触れる事は...、

ﾊﾟｼｯ

触れる事は無いと思っていた。

風を切る感覚が、目をつぶっていても伝わってくる。

同時に手に伝わる熱も...、

ﾁｭｯ

桃くんは僕を選んでくれた

自然に涙が零れた。

......

......

はぁ！？な、何でｯ

何で2人とも〇んでんの！？

はぁあ...仕方ない、次行こ

今度こそしっかり別れさせてあげないとね...

うちらの、ターゲットを♡

ああして、二人の物語は幕を閉じた。

ハズだった。

そう、僕達は生まれ変わった。

2人で愛し合えるように。

桃くんと僕は誓った。 一生一緒にいようと。

きっと今回こそ、幸せになれる。

僕は...桃くんの為に、また生きるんだ。

𝑒𝑛𝑑