第3話
「その本、好きなんだ」
💚🤍
🔞要素無
ラウールside.
図書室の隅の席が好きだった。
放課後、人が少ないその場所で ひとり静かに本を読むのが日課だった。
周りからは 「天然でふわふわ」「天使みたい」 って言われるけど
自分をそう思ったことはない。
(ひとりの時間…落ち着くな、)
そんなある日
お気に入りの棚に ずっと探してた本が置かれていた。
ラウール
嬉しくて手を伸ばした瞬間――
横から、同じ本に伸びる別の手。
阿部 亮平
阿部 亮平
振り返ると、そこに居たのは――
同じ学校の先輩、阿部 亮平だった。
ラウール
ラウール
阿部 亮平
阿部 亮平
ラウールはぽかんとして見上げた。
優しい声に、柔らかな笑顔
(この人、優しい……)
ラウール
阿部 亮平
ラウール
阿部 亮平
阿部 亮平
ラウール
ラウール
先輩が、驚いたように微笑む。
阿部 亮平
ラウール
ラウール
それが、2人の初めての会話だった。
NEXT→♡30
コメント
3件
ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♡
こういう出会いしてみたい!!!!はち最高すぎる!
図書館エモすぎ、 はちちゃんてんさい、