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ブクマ失礼します。!!
ブクマ失礼します!!
パッピーエンド大好きありがとうございます。ブクマ失礼します
nmmn,bl注意
桃赤
約束
そう言って、手を繋いでくれた
そう言って布団を剥ぎ取る
これももう、日課だ。
隣の家に住んでいる幼なじみの桃くんを毎日起こしに行って
登校する。
ワシャワシャ、
何気ない日々だけど
いつも幸せで。
ねぇ、あの約束おぼえてる?
俺はまだ覚えてるよ
いつかこの気持ちを伝える日が来るとしたら
君はどんな顔をするんだろう
そこはもっと、なんか…こう、
何言っちゃってんだ…!?
こんなん気づかれちゃうじゃないか。
ポンッ
彼はそう言って、笑った。
頭に優しい感覚が残って、顔に熱が集まっていく
バタバタ、
どんどん君の虜になってしまう
どんどん好きになっていってしまう
こんな日常でも
君といられるなら、それでいいや。
ある夜のことだった
コンビニに行こうとドアを開けて
ガチャッ
ふと、彼の横顔を見た
やっぱり、いやだ
このままだなんて
桃くんの、もっと特別な存在に
だなんて、願ってしまった。
キィィィッ
ドンッ、
目にうつったのは
赤色に染まった君だった
救急車の高く大きい音が聞こえて
その音が現実を突きつけてくるようだった
いつも、見慣れている君の寝顔
でも今はちがう
たくさんの管に繋がれて
きれいな顔は真っ白に
今すぐにでも、消えちゃいそうで
そもそも、
俺が彼に出会わなければ
こんなことにはならなかった、?
いつ、何をしてたら
どこで何を言っていたら
なんて、頭に浮かんで
意味がないことなんて
今更何を思ったからといって、
どうにもならないことだって
全部分かってる
それなのに、涙が止まらない
耐えられなくて、彼のベッドに倒れかかった
シーツが濡れて、君はまだ動かなくて
ねぇ、あの約束覚えてる?
俺はね、まだ覚えてるよ
初めて手が触れた時も
君が名前を呼んだときも
きっと、ずっと、今も。
バッ、
聞きたくて、たまらなかった声
世界で一番、大好きな声
そう言って、微笑んだ
だいすきな、笑顔だった
彼の細くて長い指を頬にあてた
俺の背中にもたれかかる彼
チュッ
揃った指輪が、きらりと光った。
end.
えむちゃです!
普段こういう系全く書かないんですけど、書きたくなって書いちゃいました~
全然感動できなくて申し訳ない。。泣けなくて逆に泣きました
伏線はめちゃめちゃ頑張ったので全部読んだあと読み返したら、あー!ってなるところ何個かあるかも…??
よければハートとコメントお願いします~!
ブクマの際もコメントお願いします👍🏻🤍
感想待ってまーす!!