しだ
しだ
しだ
しだ
しだ
???
誰の声だろう.....と耳をすます
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なんだ、ころちゃんが騒いでるんですね
💛🐭
大丈夫ですか?ところちゃんに言葉をかけたいのに、これっぽっちも声がでない。
さほど気にしてはいなかったが、身体中に壮絶な痛みを感じる
あぁ、そういえば
僕、車に轢かれたんでしたっけ
死ぬんですかね.....?? ならもっと早く...ころちゃんに好きだと伝えておけばよかった...
💙🐐
ころちゃんが鼻声で騒ぐ。 泣いているんでしょうね 今すぐにでも抱き締めてあげたい
でもあれ....?手がないですね
どこかに飛んでいってしまったんですかね。
そっかぁ.....もう、ころちゃんを抱き締める事は出来ないんですね
あぁ...いっそのこと、死ねたら楽なのに。
???
何と言っているのか分からない。言葉に霧がかかったようにして僕の耳にそれは届かない
ふぁあぁ.....眠い。 そろそろ、逝くのかなぁ.....? ころちゃん、今までありがとうございました.....
大好き....でしたよ
そう心で言い放ち 僕は深い眠りについた。
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僕は今...病院の中の一部屋、精神異常者の介護を行うための部屋で、 先生に必死に訴えかけていた
医者
医者
💙🐐
目に涙が滲んで、怒りがこみ上げてくる
僕の大切な人を散々傷つけておいて、あんなにまでさせておいて。 轢き逃げ? 馬鹿らしい。今すぐにでもねじ伏せてやりたい。
医者
医者
医者
💙🐐
医者
医者
と、医者の説明を僕はただ呆然と聞いていた。
💛🐭
ここは、天国なんでしょう、 辺り一面が白くて ベッドがたくさん置いてあって 右隣に窓がある。
ん?あれ?もしかして、病院...?
僕、生きてたんですか。 それはそれでざんねn.....まぁ、良かったです.....
あっそういえば、ころちゃんはどこだろう。
と僕が辺りを見渡していると
ころちゃんが隣越しのベッドとこちらのベッドに挟まれたカーテンからひょこっと顔を出した
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ころちゃんは身体中に包帯を巻き、ベッドに横たわっていた
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くすっと笑ってころちゃんと話す
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さほど気にしていなかったからか、 左目が見えない事に今初めて気がついた
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一瞬ころちゃんがなにか言いたそうにして、黙った
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.....あれ?
ころちゃんのことをよく見てみると、ころちゃんの右目が無かった。
僕と対照なんですね...ふふっ
.....嘘でしょ?
まさか.....
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驚いたようにしてころちゃんが言葉を放てないでいる。
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泣きながら訴えるころちゃんに、僕は何も言えなかった
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僕はベッドからゆっくりと降りて、不思議そうにこちらを見つめている涙目のころちゃんに
チュッと、キスをした
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僕が訪ねようとすると、ころちゃんがキスをしてきた。
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顔が熱くなる。好きが増す。 あぁ、また好きになってしまった
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一気に顔が赤くなる。 思わず顔を隠してしまって
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継ぎはぎだらけで、まるで造花のような僕に。
未来をくれた貴方は、 一生手放さない僕だけの花です
しだ
しだ
しだ
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しだ
しーゆー!
コメント
2件
感動しました!凄く良かったです!
終わり方 好きすぎます (′;ω;`)