そこには、

まるで、絵のような 洒落た店があった

ｷﾞｲｯ…

けどまぁ、 絵を諦めきれてないのは本当の事

それに、

あの時は、結構救われた。

「呪いの絵だ！」 「あんな画家は 恐ろしくてたまらん！」 「呪いの絵よ！」 「お前の絵で人が 死んでるんだろうが！」

罵倒なんて、いつしか

日常になってた。

なにもかも無意味だし、 疲れたし、せっかくなら 「華やかな死を向かえたい___。」

ただ、それだけだった

けど、

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あの時は結構、皆のおかげで なんだか

自分が認められた気がして

今までの記憶が無かったかのような そんなくらいに

身体が、軽くなった。

ﾋﾟﾗｯ

アイツは、 かくしごとをしている