TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

短編集

短編集

「短編集」のメインビジュアル

16

プロポーズ

♥

15,160

2022年03月01日

シェアするシェアする
報告する

彼女と同棲して

もう五年という月日が経った。

そんな彼女に

俺は今

"プロポーズ”しようとしてる。

だけど…。

千冬

緊張する…、

緊張して上手く言葉が出ない。

そんな俺に彼女は

○○

どうしたの…?

○○

顔色悪いよ…?

心配をし始めた。

千冬

………

千冬

あ、あの…さ。

○○

ん?…。

俺は彼女の正面に座り直し

精一杯の思いを込めて

一言を放った

千冬

俺と結婚してください。

○○

……!?

彼女は目を丸くして

俺の方を只只見てた‪。

返事はすぐに来なかった。

その間、自分の心臓の音が鳴り響く

彼女は突然泣き出して

こう返事してきた。

○○

ッ…

○○

ごめ…なさ…ッ…ポロポロ

千冬

………ぇ?

まさか断られるなんて

思っていなかった俺は

目の前が真っ暗になった。

他に好きな男がいるのか?

それとも別れを考えていたのか?

もうこれで俺達は終わりなのか?

プロポーズなんて…

しなければ…。

色々なことを考えてて 俺が沈黙していた所に

彼女はこう告げた。

○○

私…さ、‪w

○○

赤ちゃん…産めないの…ポロ‪w

千冬

…え?

予想外の言葉だった

全く予想していなかった返事…。

彼女は泣きながら続けた

病気が原因で

子供が産めない体になった事

毎日泣いて過ごしていたという事

そんな時、俺と出会ったという事

打ち明ける事が出来なかった事

隠し続けるのが…。

とても辛かった事。

この言葉を言われる日が来る事が

とてつもなく怖かったという事

彼女は俺の事を

とても悲しい目で見つめていた

俺はその時どんな目だっただろう

○○

こんな私でも…結婚したい?ポロポロ

その問いかけに対して

勿論俺は,

何度も何度も頷いた。

loading

この作品はいかがでしたか?

15,160

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚