あれから俺は高校生になった。
父さんは変わらずギャンブルや パチンコに。
あのときの俺は 気づいてなかったけど
間違いなく、母さんとりうらは
死んでいた。
赤く染まっていたのは父さんに 刺されたから。
改めて気づいたのは中学生の時 だった。
いや、本当は小学生の時から 気づいていたのかもしれない。
その現実を受け止めたくなかったんだと思う。
あれから、リビングの時は 止まったまま、動かない。
それでも寝ていると思うように しなきゃ。そうしなきゃ
きっと俺が殺される
あの時は幸せだったな。
なにもかもかきらきらしてみえた。
汚いものも、醜いものも。
なにもかも。
今はそうは思わない。
あのころに戻りたい。
でも、過去は変えられない。
変えられるのは未来だけ。
でも、もう未来にも期待しない。
きっとこれからも自分に、 他人に嘘を振り撒いて生きていく。
「幸せだ」と。
昔の俺にとっては魔法の言葉
今の俺にとっては苦しい言葉。
辛くて、悲しくて、 死にたくなって、
俺自身を縛る。呪いの言葉。
コメント
21件
うぅ、、辛い、シアワセで済んでいたことが幸せに感じられなくなってしまっていく、、悲しい世界だ
ないちゃん、、、、辛いよね、、、
つら、、😭