つまらない。
下ではみんな楽しそうに 笑っている。
いいな。 会いたい人に会えて。
楽しそうな顔してる。 見てると段々腹が立ってくる。
幸せそうな顔。
唯一彼の笑顔が大好きだった。
だから。 もう一度見たかった。
下まで降りてみよう。 彼の笑顔を見たらすぐ 戻ってくればいい。
ルールを破って彼に会いに来た。
でも、もう俺の大好きな彼の 笑顔は無かった。
桃
青
赤
やっぱり。 降りなきゃ良かった。
大好きな彼はもう。居ないんだ
分かってたじゃんか、 最初から。
俺がこの世界から消えて 何年経ってるとと思ってんの。
きっと俺の事なんて もう忘れてる。
彼は見つけたんだ。 愛してくれる、愛したい人を。
俺はもう見てることしか出来ない。 触れれない。
早く上へ戻ろう。 そして、忘れよう。
ほんとに不平等。
みんな幸せそうなのに。 俺だけ幸せにしてくれない。
こんな不平等な世界。 大っ嫌いだ。
ふんわりと風が吹き、 彼のバックに付いている。
赤色のキーホルダーが揺れて、 そのまま地面に落ちた。
キーホルダーは壊れてしまった。
次回_500♡
コメント
5件
ブクマ失礼します🙇♀️ この話好みすぎます🫶🤧 いいね沢山押しときます!!!
ウウッ、、、、こっちも続き見たい、、でも時間がないから明日来ます!!いいね押すの頑張ります!