Marin
ひーちゃん
Marin
ひーちゃん
Marin
Marin
ひーちゃん
Marin
Marin
ひーちゃん
満月
それを見ている1人の幽霊
その姿は輝いているよう、
でもその体は、
日に日に薄くなっていく…
ぷりっつ
そんな幽霊は、どこか悲しい顔をしていた、
それは誰かを思っているような…
そんな幽霊は、思い人との思い出の場所へ
向かった……
窓から朝日が漏れだし、
目が覚める
いつもより目覚めの悪い朝
気分が優れないまま、
朝食を口へと運ぶ
あっきぃ
窓から海を覗いた
海がキラキラ光って眩しい、
朝食を少し早々と食べ
横になった
あれからずっと、
海を眺めていた
気がついたら、もう、夕方だった、
今日はお昼を食べなかった
食欲がなかったから、
君と始めてあった日から
もう1ヶ月
今日は満月だ
俺たちが会った日より、月が輝いていると思うのは
気のせいだろうか…
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
君の優しい笑顔で、
俺の心臓の鼓動が早くなる
こんな感情は、初めてなはずなのに、
何故か、
前にもあったように感じる
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
あっきぃ
俺は混乱していた、
どう、…答えたらいいか分からなくて
黙り込んでしまった…
ぷりっつ
あっきぃ
君の顔はどこか悲しい顔をしていた
どうしてそんな顔をするの…?
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
あっきぃ
君はとても、ッ悲しくて苦しい顔をしてた
そして、俺は…大事なことを忘れている気がする…
どうして?
なんで、ッこんな悲しい気持ちになるの?
君は…俺の…なんだったの?
その瞬間、また、あの時みたいな激痛が、
頭に走る
それと同時に、
たくさんの記憶が流れ込んで来た
ぷりっつ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
そうか、ッ俺は、
ぷーのすけのッ
彼女
だったんだね、ッ
どうして、ッこんな大事なことを忘れていたんだろう、ッ
大好きな君を、ッ忘れてしまうなんて、ッ…
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
あっきぃ
キキーッッッ
ぷりっつ
あっきぃ
ドンッッッッッ
↑ ぷりちゃんが引かれた音
ガンッッッ
↑ あっきぃが、頭をぶつけた音
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
あっきぃ
ぷーの、ッすけ
そんな、ッ(ポロポロ
ぷーのすけッ!(ポロポロ
あっきぃ
あっきぃ
俺は君の元へ走り始めた
君が、ッこの世から、いなくなってしまう前に…