※百合
※ヤンデレ要素多め
りこ
さらから一通り話を聞き終わり、私は隠せない動揺を口に出した
りこ
さら
りこ
りこ
さら
さらは空になったグラスを机に置き、足を組んだ
最初の緊迫した雰囲気が嘘のように、さらはくつろいでいるように見えた
さら
りこ
りこ
さら
さら
また、さらは懐かしむように笑った
りこ
さら
そういうとこちらに向かってさらは体の向きを変えた
綺麗な肌と大きくてどこか純粋さを感じる瞳に思わず見入ってしまった
りこ
りこ
さらは私の目を見ながらゆっくりと話した
さら
りこ
りこ
私はグラスが手から落ちそうになった
りこ
さら
さらは私の動揺も全て計画通りのようだ
りこ
私は覚悟を決めて話始めた
数年前
りこ
だいぶハッカーの仕事も慣れてきた頃だった
私に一件の仕事が流れてきた
りこ
どうやらその子を人質にするらしい
りこ
私は少し顔を顰めたが、依頼に応じることにした
りこ
実行班A
実行班A
りこ
実行班A
りこ
りこ
りこ
成績は中の上
部活で全国大会出場
りこ
りこ
いつも笑顔で協調性がある
誰とでも仲良くできる
真面目で努力を怠らない
りこ
りこ
私はパソコンの電源を落とした
一週間後
りこ
私が接続すると、そこには既に実行班とターゲットがいた
実行班の手にはナイフが握られている
りこ
そう思い、その子の顔を見てみると何か違和感を感じた
りこ
怯えるような表情は一切見せず、顔色一つ変わっていなかった
さき
あまりにも堂々とした素振りに実行班も気味悪く思ったのか、語彙が強くなる
実行班A
実行班B
りこ
私がそう伝えた瞬間に
本当に危険な人なんだと、彼女は察したようだった
さき
そういうと彼女は最も簡単に男達の手を振り払った
冷酷さと軽蔑を感じる目だった
実行班A
りこ
その瞬間私は本能的に察した
りこ
りこ
りこ
何がが違う…!