それはすごく昔の話
何時も独りで、森に隠れている小竜と
愛想がよく、皆に好かれる兎の話
何時も皆逃げていった
僕は仲良くしたいだけなのに
邪魔だってしない、肉だって食わない
それでも皆震えて逃げた、ずっと遠い森の外まで
もう諦めたよ、誰も僕と遊んでくれない
???
ねぇ君!
???
せっかく広い森にいるのに、1人なの?
そうだよ、なんか悪いかよ
???
ううん!1人でも楽しかったらなんでもいいんだよ!
???
でもね!俺はみんなと仲良くしたいから、君とも仲良くしたいんだ!
ふーん、
???
それじゃ、また明日来るね!待っててね!
その時、初めて約束した
嬉しかった
その日からずっと、うさぎは来てくれた
何時も話しかけてくれて夜までずっと過ごしてた
でも、ずっとは続かない
僕達だって寿命がある
子孫に引き継げばれば、
そんな話してたら君は
???
また来世で会お!子孫なんて作らずさ!
そんなこと、言われたら
楽しみになった
???
また来世でね
元気でいてね、僕の命の恩人
???
笑顔また見してね、小竜
そして2人は海に飛び込み、泡となった
来世って何年後?
何年後でもいいさ
神様はきっと叶えてくれる
僕たちの約束を
僕達の約束はお呪いとして心に残るんだ 無理やりにでも地上に降りて、君にあって見せる







