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あなたが好き。

テヒョン

...ここなら、落ち着くでしょ?

テヒョンくんが私を連れてきた場所は、 その場から街全体が見れる屋上だった。

テヒョン

はい、深呼吸して...吸って、吐いて...

テヒョンくんは背中をさすってくれた。

○○

あ、ありがとう...おかげてちょっとは
落ち着いたよ、ありがとう。

テヒョン

やっぱり言わない方がよかった...?

○○

え、、?

テヒョン

一緒に教室に入らなければ、
なにも言われなかったから...

テヒョンくん...私は嬉しいんだよ? 偽物でもテヒョンの隣に居れて。

○○

ゴホッゴホッ

テヒョン

大丈夫?...彼女やめる?

"彼女やめる?"私にとってこの一言は胸に刺さる。

テヒョン

さっきみたいなのこれからもあったら
○○さん可哀想だから嘘カノやめていいよ。

いつしか、私を「○○さん」と呼び、 私への接し方も嘘カノになる前に戻っていた。

○○

...テヒョンくんはいいの?

テヒョン

いいよ、今日で終わりっ。

そう言ってテヒョンくんはその場から立ち、 屋上を後へとしていく。

○○

まっ、待って!

テヒョン

ん?まだ何かあるの。

○○

私...テヒョンくんの嘘カノ
まだ続けてもいいよ?

私はテヒョンくんを呼び止めた。

テヒョン

...どういうこと?

○○

テヒョンくんがっ...好き、、//

あっ...言ってしまった、、どうしよう。

もう後には戻れない。テヒョンくんの答えが怖い。

私は目を瞑り下を向く。

テヒョン

...ごめん、受け取れない。

だよね...私なんかがテヒョンくんを好きになっちゃ、

だめだよね...終わった。青春も恋も。

翌日、私はいつも通り学校へ向かう。

変わったことは隣にテヒョンくんがいないこと。

あれから3日が経った。お互い一言も発していない。

隣に寂しさを覚えながら道路を歩いていく。

学校に着き、自分の教室へと向かう。

ガラガラガラ_教室の扉を開く。

教室にはすでにテヒョンくんがいて、 男子と話していた。

男子1

あれ?つうかテヒョンと○○さんって
最近一緒に学校来てなくない?

ドキッ_心臓が鳴った。

テヒョン

ん、あぁ...うん。もう別れたから。

ズキッ_心臓が割れる音がした。

テヒョンくんの言葉一つ一つが冷たく胸に突き刺さる。

男子2

えっ!?まじかよ...なんで別れたんだよ。

テヒョン

なんでお前らに言わないといけないんだよ笑

男子2

まっ、言いたくなかったら無理に聞かねぇけど

アミ

ねぇっ、あんたたち別れたの!?

自分の席に座ると隣のアミが話しかけてくる。

○○

う、うん...別れたよ。

アミ

なんで!?ラブラブだったじゃんっ!

○○

ちょ...声大きいっ!

アミ

あ、ごめんっ。でっ、理由はっ?

○○

...なんかもう好きじゃなくなったっていうか、

アミ

恋ってそんなすぐさに冷めるものなの?

○○

そ、そうなんじゃないっ?...

私がテヒョンくんを見ると、 テヒョンくんと目が合った。

まだ見てるって気持ち悪いよね... もうテヒョンくんのこと忘れなきゃ。

だけど、私の心からは消えない貴方がいた。

~Episode5 End~

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コメント

3

ユーザー

学校から帰って来てこれは最高😎👍

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