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ある日のこと
今日から我々の部署に新人くんが来るそう
この仕事慣れは少ししてるらしい
貴博
はい、ちゅーもーく
流霞
なんですか、いきなり
貴博
今日からこの部署に配属された新人くんでーす
悠也
よろしくお願いします
悠也
悠也と言います
悠也
趣味は歴史です
智宏
歴史？
へえ、いいね
へえ、いいね
流霞
貴博さんが明るすぎてついていけてないですよ、彼
貴博
あ、ごめんね
悠也
全然、むしろ僕もそっち派なので
智宏
やったぁ
流霞
はぁ、もっと真面目にやってください
貴博
ごめんねぇ…
流霞
反省してないでしょう？
智宏
まぁまぁ
流霞
もう…
悠也
それより、僕に仕事教えてくれませんか？
流霞
それなら私が教えますので
流霞
お二人は静かに自分のお仕事をなさってください
貴博
はーい！
智宏
りょーかい
怪しい…
ノリの良さ、雰囲気、喋り方
あいつそっくり 二人は気づいていないようだけど…
きっと内通者だろうね
あの二人が重要な情報を提供しないよう、注意しなければ
悠也
どうかしました？
流霞
いえ、なにも…
悠也
あの、お名前だけお伺いしても？
流霞
私ですか？
悠也
てまきれば、もう一人の方も
流霞
もう一人というのは貴博さんじゃない方ですね
悠也
はい、お伺いしていなくて
流霞
あっちは智宏
流霞
私は月（るな）
流霞
あの人たちには名字と掛け合わせて流霞って呼ばれてるけど
悠也
そうですか…
怪しい…
もしかして…？
それはないか
流霞
ちなみに悠也さんはどうして我々の部署へ？
悠也
なんとなくこっち系の仕事につきたくて
悠也
気がついたら…って感じですね
流霞
ふーん
絶対嘘だ んなわけあるか？
冷静に
流霞
（説明中）
流霞
以上で大体は終わりましたけどなにかありますか？
悠也
いえ、特にはないです
ここで無駄な詮索はしないほうが身のためか
流霞
では戻りましょうか
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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