ぬっち
ぬっち
ぬっち
ぬっち
ぬっち
ぬっち
ぬっち
ぬっち
教室 ガヤガヤ…
ほとけ
いふ
ほとけ
僕の名前はほとけ
この青い人は彼氏のイフくん
僕は、彼氏にも言っていない大事なことがあります
それは、僕は余命宣告をされていること
最初は信じれなかったけどもうあと2ヶ月しか 僕は生きれないみたい…
だけど僕は最後の最後まで噓をつき続けるんだ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
キーンコーンカーンコーン
先生
帰り
いふ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
僕はこの夜、泣き崩れた、
どうしようもないほどに泣いた、
ほとけ
いつの間にか寝ていた
そしていつの間にか朝が来た
そして学校へ行く、
この繰り返しの日々が続いた
日に日に弱っていく体、
まともにご飯も食べようとしない日々、
それでも学校に行き、笑顔を作り続けてきた
ほとけ
そして、もう僕は明日に死んでしまう。
だから、今日は学校を休んでやることをやりに行く
ふらふらと弱った体を頑張って動かす
花屋ダヨ
店員さん
ほとけ
店員さん
ほとけ
店員さん
ほとけ
店員さん
店員さん
ほとけ
店員さん
ほとけ
店員さん
ほとけ
ほとけ
店員さん
ほとけ
ほとけ
店員さん
ほとけ
店員さん
ほとけ
店員さん
店員さん
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
いふ
ほとけ
ガチャ
いふ
ほとけ
明日にはもういないけどね…
いふ
本当に元気なのか…
いふ
ほとけ
ほとけ
いふ
イフくんに色々教えてもらってる
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
手紙とブーケを机の上に置く
ほとけ
ほとけ
ほとけ
翌日
僕は、これからもう、目が覚めることはなかった
死んでから何時間経ったんだろう…
そんな時、イフくんが部屋に突然入ってきた
いふ
いふ
ほとけはもう息をしていなかった。
そう、死んだ。
いふ
いふ
何度呼んでも返事は来ないし目は覚めない
いふ
とあるものが目に映った
机に置いてある手紙とブーケだ
イフくんへ この手紙を見ているとききっと僕は死んでいるでしょう。 僕はイフくんに隠し事をしていました。 皆に嘘をついていました。 僕は、医者に余命宣告をされていました。 余命はたったの2ヶ月、 最初は受け入れようとしませんでした。 けど、日々弱まっていく体で、 本当に僕の余命は2ヶ月なんだと思い知らされました。 僕は、イフくんに言いたいことがたくさんあります。 イフくん、ずっと、僕のそばに寄り添ってくれてありがとう。 僕の話を聞いてくれてありがとう。 好きとか、大好きって言ってくれてありがとう。 僕もイフくんがずっと大好きです。 この世で一番大好きです。 僕はもう、この世にいないけど、 僕がいなくても大丈夫だよね…? 僕はイフくんを信じています。 大丈夫だって、信じています。 イフくんの新しい彼女さんとかも見てみたいな(笑) 僕はずっと、ずっとそばでイフくんを見守ります。 今まで本当にありがとう。 今も、ずっとずっと、 一生大好きだよ。 本当にありがとう。by.ほとけ
いふ
いふ
いふ
ブーケには、 スカビオサ、 チョコレートコスモス、 黄色のチューリップが束ねられていた
ぬっち
ぬっち
ぬっち
ぬっち
花言葉
スカビオサ(セイヨウマツムシソウ) 「不幸な愛」 「私は全てを失った」
チョコレートコスモス 「恋の終わり」 「恋の思い出」 「移り変わらぬ気持ち」
黄色のチューリップ 「希望のない恋」 「望みのない恋」
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