今、読んでいる人へ
これは、私達の甘く、切ない初めての恋のお話です。
綾花
結羽君、私とお付き合いしてくださいっ!
結羽
うん、いいよ。
これは、2年前の話だ。
まさか、綾花が…俺の好きな人がいなくなるなんて、少しも思っていなかった。
俺らが高3の頃、
綾花と俺は、はじめて同じクラスになった。
綾花
は、初めて、結羽さん。
結羽
おう、よろしくな。
綾花
結羽さん。
結羽
なんだ?
綾花
…不思議な名前ですね。
結羽
バカにしてるのか?
綾花
いえ、素敵だなって思っただけです。
結羽
ふーん。
次の日
綾花
結羽さん!
綾花
LINEを交換しませんか?
結羽
え、急だな。
綾花
ダメ…でしょうか?
結羽
いや、いいよ。
結羽
ほら。
綾花
ありがとうございます!
結羽
(表情がコロコロ変わるやつだな。)
また次の日
綾花
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通話
01:00
結羽
どうした?
綾花
いや…それが…。
綾花
いま、道端に子猫がいて…。
綾花
息を…していなくって…。
結羽
待て、今行く。
綾花
どうしましょう…。
結羽
落ち着け。
結羽
俺がどうにかする。
綾花
結羽さん!
結羽
大丈夫か?
結羽
まだ、暖かいな…。
結羽
よし、病院に連れていくぞ。
数時間後
医者
すみません。
医者
もう、ダメでした。
医者
先程、お亡くなりになりました。
綾花
そんな…。
結羽
…。
帰り道
綾花
命は…本当に小さいですね。
結羽
あぁ。
結羽
そうだな。
綾花
あの、結羽さん。
綾花
結羽さんは、なぜ先程から、1粒も涙を流さないのですか?
結羽
…別に。
綾花
…そうですか。
結羽
俺は、そういう人間だから…。
綾花
…そういう人間…か…。
お楽しみに!






