ユリア
なんで、
ん、?ユリア、様?
ユリア
ポロポログスッなんで、
リアノ
ユリ、あ様?
ユリア
ばかぁポロッ
リアノ
へ、?
なんであなたが泣いてるの?
ユリア
ごめんなさい、グスッ
あなたは何も、悪いことをしていないのに。
~時は遡り3日前~
ユリア
リアノ!!
リアノ
なんでしょうか!ユリア様!
私は違和感を覚えていた。
いやさ、専属になってここまで人格変わるか?
ユリア
なにか、甘いものを持ってきてくれる?
リアノ
かしこまりました!
ユリア
うーん、絶対おかしい
リアノ
お待たせしました!
ユリア
あ、ありがとう
ユリア
ねぇ、リアノ
リアノ
なんでしょう?
ユリア
あなた、なにかここで困っていることはない?
リアノ
ありません!ユリア様のお側にいられるだけで幸せです!
相変わらず可愛いんだなぁこれが。
ただ、最近笑顔が暗く見える
ユリア
ねぇ、リアノ
リアノ
はい?
ユリア
辛く、ない?
リアノ
ッいえ…フラッ
ユリア
そう…
リアノ
ボソッもう、無理
ユリア
ん?
バタンッ
ユリア
リアノ!!!!!
ユリア
私の、せいだわ
私ってほんとデリカシーないなぁ、
病院の先生
原因は疲労ですね、
病院の先生
(今のお嬢にストレスとは言いがたい。)
ユリア
ありがとう、ございます
なんで、気づけなかったのだろう。
一番側にいたのに、
でも嫌われるには丁度いいのかもしれない
だってどうせ、私は断罪される運命だから。
ユリア
大切が増えるほど、辛くなるってほんとなんだなッ
そうして今に至る。
リアノ
おはよう、ございますニコッ
ユリア
別に、無理して笑うようだったら無表情でもいいわよポロポロ
リアノ
え、?
ユリア
私に言われてもどうでもいいかもしれないけど、
ユリア
「辛い時くらい泣いたっていいんですわ」
リアノ
ッポロッあっ
ユリア
大丈夫。あなたの弟さんだって、あなたをずっと待っているわ
だから、私がいなくても大丈夫。
幸せに、なれるの
ユリア
あなたは、自由よニコ
リアノ
うわぁぁんポロポログスッ
これで、リアノを救えたらいいな