青
すたーと!
もし
最後まで愛してもらえなかったら
大好きな人に裏切られたら?
青
……グスッ
あれ、僕
なんで泣いて…
青
うぁッ…
青
またここッ、
青
やだ…
青
やだぁッ…
やぁ
青くん
青
やぁッ
青
来ないでッ、
青
やだぁ…
そんなこと言わないでくれよ
そうそう
あの本を読んでくれたみたいだね
青
え……
僕の過去は分かった?
そこでね?
僕は人を不幸にする事が自分の存在する意味だと思っていた
でも君が昔の僕と同じ境遇だった事を知ったんだ
元々君を不幸にするつもりだった
でも僕は君の力になりたいと思った
青
どういうこと…?
だから、君の幸せの手伝いをするよ
僕が死後初めて気に入った人間だ
力になるよ?
さぁ
どうする?
青
ち、力になるって言ってもッ、
青
ど、どうやって?
そうだね
その時はその時だ
考えさせてもらう
さぁどうだい?
君は
僕の力を_
青
い…
青
いい…
青
いらない…
どうしてだい?
青
これは…僕の問題だよ
青
自分でッ、どうにか…
青
する…
そう…
君はいいの?
それで良いなら僕は何も手伝わない
後から何を言っても遅いよ?
青
…いい
わかった
じゃあまた会おう
青
ハァハァハァ…
ねぇ
嫉妬の霊
僕は自分の力でどうにかするよ
だから見ていて_。