嵌永優莉
嵌永優莉
ひとり溜息をこぼしながら 歩く秋の夜。
簡素な住宅街の中にある、 新しめなアパート。
それが私が絶賛 一人暮らし中の住まいだ。
そう、一人暮らしのはず… なんだけど。
嵌永優莉
禪院甚爾
禪院甚爾
玄関の前に立つ大男。
嵌永優莉
禪院甚爾
このヒモ男、また オンナ 家に捨てられたらしい。
禪院甚爾
嵌永優莉
禪院甚爾
嵌永優莉
禪院甚爾
禪院甚爾
そうわざとらしく 手を合わせるこの男は、
仕事で知り合ったヒモ男、 禪院甚爾である。
腕利きの殺し屋で、フィジカル ギフテッドがなんちゃら。
女に捨てられては 私を宿にするクズだ。
嵌永優莉
禪院甚爾
嵌永優莉
禪院甚爾
嵌永優莉
耳に小指を突っ込んで 上の空のその男に、
舌を出して中指を立てる。
嵌永優莉
禪院甚爾
嵌永優莉
嵌永優莉
禪院甚爾
禪院甚爾
嵌永優莉
そうまあまあな声量で 話し出す甚爾は、
たまたま通りかかった 近所のおばさんの目につく。
嵌永優莉
ご近所トラブルや 下手な噂はなるべく避けたい。
何せ私は近所で今のところ、
どんな職業をしているのかも 分からない変な女だ。
夜に出たり昼に出たり、 きっと謎めいた存在。
殺し屋なんてバレたら 人生終わるので、
悪目立ちしないように 良い感じに生きたいのだ。
禪院甚爾
禪院甚爾
嵌永優莉
素早くドアの鍵を 開けた私は、
件の大男を部屋に押し入れて バタンと扉を閉めた。
コメント
6件
やばいもう好きが詰まってるです(?)😖💕 甚爾絶対家の中入らせてくれるまで帰らなかっただろうなw🤣 次も待ってます❕❕
タイトルも内容も好きぃぃ🫶🏻💗 やはははははいつ見てもてまりんのストは最高すぎてちはる爆発大惨事だよ^_^