変な絵
2014年5月19日
東京の下町に建つ、 古いアパートの一室は、 深夜だというのに、 煌煌と電気がついている。
その部屋の住人、 佐々木修平は21歳の大学生だ。
普段ならば就活の筆記試験対策や、 履歴書の作成に追われているのだが
今日は珍しく、パソコンの画面に 見入っている
佐々木 修平
佐々木 修平
独り言が漏れる。
『栗原』とは 佐々木が所属している オカルトサークルの後輩だ。
今日の午後 大学の食堂でばったり出会い 一緒に食事をすることになった。
ここ最近は就活が忙しく めったにサークルに顔を出せていなかった佐々木は
後輩との久々の会話を 懐かしい気持ちを楽しんだ
お互い近況報告 サークル合宿の計画などを 一通り話し終えると
当然ながら話題は 共通の趣味であるオカルト方面に 流れていった
栗原
栗原
栗原
栗原が神妙な顔で言う
『情報収集』とは 言ってしまえば
『オカルト系の作品を見たり読んだりする』という意味だ
佐々木 修平
佐々木 修平
佐々木 修平
栗原
栗原
栗原
栗原
佐々木 修平
佐々木 修平
栗原
栗原
栗原
栗原
栗原
栗原
栗原
佐々木 修平
俺が知る限り、 栗原はかなりクールな男だ。
いつでも一歩引いて 『我関せず』 を貫くようなところがある。
そんな彼が真剣に 熱を込めて話す姿に
俺はただならぬものを感じた。
コメント
3件
変な絵(小説)面白いですよね〜! 応援してますよ!! 一緒に雨穴さん知ってる同士として頑張りましょう!!