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休日の朝、箱学前。
快晴。風は少し冷たくて、でも心地いい。
澪ミオ
真波
鳴子
澪ミオ
真波
鳴子
澪ミオ
真波はゆるっと笑いながら、澪の肩にタオルを乗せた。
真波
鳴子
澪ミオ
真波
鳴子
澪は頭を抱えた。だけど、真波の目は真剣で――その真っすぐさに、少しだけ心が揺れる。
澪ミオ
鳴子
真波
鳴子
澪ミオ
鳴子
真波
澪ミオ
ペダルに足をかけた瞬間、バランスを崩して真波の方にぐらり。
真波
真波が反射的に澪の腰を支える。距離、近い。
澪ミオ
鳴子
澪ミオ
真波
澪ミオ
やがて、三人は並んで坂を下る。 風が、髪を揺らす。
真波
澪ミオ
鳴子
澪ミオ
坂を降り切った瞬間、真波がふっと澪の横に並んだ。
真波
澪ミオ
真波
風が頬を撫でる。 真波の笑顔が陽射しに滲む。 澪の胸の中で、何かが少しずつ動き出す。
鳴子
澪&真波
三秒後、派手に砂煙。
鳴子
真波
澪ミオ
鳴子
澪ミオ
鳴子が爆笑し、真波が風みたいに笑う。 澪は呆れながらも、心のどこかで思った。 ――やっぱり、ペダルは止まらない。 走るたび、誰かの笑い声と風がついてくる。
真波
澪ミオ
真波
澪ミオ
真波
澪ミオ
鳴子
澪ミオ
風が三人の笑い声をさらっていった。 今日もまた、風は止まらない。