不仲の2人
「楽屋」
2017
仕事、今日は早めに来て髪をセットしている
北斗
ん〜?どんなンがいいかな?
ガチャッ(扉を開ける)
みおん
あっ…
北斗
えっ…
みおん
ご、ごめんなさい
閉まる
北斗
…
やっぱ俺たちは、無理なのか
えっ、てかなんでこんなにみおんのこと考えてんの?
…仲良くなんてしなくても
いま、もうグループとして成り立っている
仲良くなってすることなんてある?
みおんのこと考えてるとか
バカみたい
樹
おい北斗〜入れてやれよ
北斗
勝手に出てった
樹
えっ?そうなの?
みおん
は、はい
北斗
俺に関係なくない?
みおん
ご、ごめんなさい
北斗
お前に言ってない
みおん
あ、はい…
樹
そんな言い方ないべ?
北斗
はぁ、お前たちと合わない
樹
きょも来たら…
北斗
別に大我来ても俺の意思は変わらないから
樹
北斗?どうしたの?
北斗
別に…
出ていこう。気分悪い
楽屋前
北斗
はぁ…
なんでなんだろ。
あいつと仲良くしたくない
じゃなく、あいつから離れないと…
ってなってる
あいつが俺と関わると幸せが崩壊する
北斗
どうしたらいいんだ…
俺は分かっていた。
あいつと仲良くしたい
って
気づいたら俺の頬に涙が伝っていた
俺も、無理してんだなっ...
大我
ほーくと?どうしたの?。
北斗
…っ。なんでもない
大我
…無理しないでね
そういって楽屋に入っていった
やっぱり無理してんだな
大我の一言で、わかった
お互いに無理していること
周りに迷惑がかかっていること