片切友一
ハァハァ
片切友一
喜田さん
朝刊500件の配達終わりました
朝刊500件の配達終わりました
喜田さん
おー
お疲れ
お疲れ
喜田さん
頑張るねぇ
普段の倍以上の量だよ
普段の倍以上の量だよ
はいオゴリとコーヒーを渡す
片切友一
いや ちょっとお金が入り用なんッスよ
コーヒーに対しスイマセンと貰う
片切友一
来月修学旅行があって一人7万円いるって言われて
喜田さん
7万…
それは君には難儀だろう
それは君には難儀だろう
喜田さん
大学入試のためにもお金を貯めているんだろ?
喜田さん
こう言っちゃなんだか"行かない"
っていう選択肢は無いのかい?
っていう選択肢は無いのかい?
片切友一
それは…
駄目っすよみんなで行こうって約束しましたから
駄目っすよみんなで行こうって約束しましたから
喜田さん
みんな?
片切友一
友達ですよ
喜田さん
そうか…
じゃあ頑張りなさい
じゃあ頑張りなさい
片切友一
ありがとうございます
喜田さん
…コーヒー飲まないの?
片切友一
もったいないっす……
学校にシーンが変わる
2年A組
○○
おお!友一7万たまりそうなんだ
やったじゃん!
やったじゃん!
○○
だけどうちの親父に頼めば7万くらいすぐ用立ててやれたのに
片切友一
…はは
〇〇
そういう言い方よくないと思うわ
〇〇
それじゃあまるで友一に施しを与えてるみたいじゃない
〇〇
私たちは友達なんだからあくまで対等なはずよ
〇〇
大体あなたはいつもそうよ
〇〇
すぐ上からものを言う!
父親が市議会議員だか知らないけど--
父親が市議会議員だか知らないけど--
○○
それぐらいで許してやりなよ沢良宜さん
○○
四部は 悪気なくそういうこと言っちゃうやつなんだって
沢良宜さん
三笠くんにゆとり
三笠くん
そんなことより友一が一緒に修学旅行に行けることになったんだ
三笠くん
他に言うことあるでしょ ね?
心木さん
心木さん
心木さん、
…うん
コクっと頷く
四部
ん…そうだな
沢良宜さん
じゃあ改めて






