毒に溺れる

隼人の胸の中で、碧は汗に濡れた髪を頬に貼りつけながら、浅い呼吸を繰り返していた

もう瞼は落ちていて、ほとんど眠りについている

隼人はそんな碧を抱き寄せ、濡れた額に唇を落とす

すると、ほとんど寝ていたはずの碧がぴくりと反応し、か細い声を漏らす

その反応が愛しくて、隼人はくつくつと笑う

碧は目を開けることもできず、ただ弱々しく隼人のTシャツを掴む

眠気に溶けた声は懇願にも甘えにも聞こえた

隼人はその髪を撫でながら、また囁く

碧の睫毛が震え、顔が赤くなったように見える

耳元でからかいながらも、隼人の手つきは優しく、撫でるたびに碧の呼吸は落ち着いていく

最後にもう一度だけ、額に口づけて

碧はその言葉にまた小さく身じろぎしたが、今度こそ完全に眠りに落ちていった

朝

カーテンの隙間から差し込む光が、まだ寝ぼけた碧の頬を照らす

ゆっくり目を開けた瞬間――

碧は小さく顔を歪めて腰を押さえた

それを見て、隼人が笑う

余裕たっぷりの声

隼人はニヤリと口角を上げる

碧はびくりと肩を震わせ、視線を逸らす

隼人は歩み寄って、碧の顎を指先で持ち上げる

からかうように笑いながら、耳元に唇を寄せる

碧は真っ赤になって、慌てて隼人の胸を押す

隼人はくつくつと笑いながら、碧の腰に手を伸ばす

碧は小さく呟きながらも、耳まで真っ赤になっていた。

隼人はその反応を楽しむように笑って、碧の頭を軽くぽんぽん

隼人の碧可愛いが止まらない笑

短くてごめん🙇‍♀️