ないこ
(やばい…)
おい…!応答しろ…!(スピーカー越し)
あ、はい…
どうしたんだ…!(スピーカー越し)
外から物音がしたので…
いふまろ
…!
いふまろ
ニャ〜オ!
…
猫だったようです…
そんなことはいいから、早く戻ってこい(スピーカー越し)
はい((ツカツカ
りうら
行った?
初兎
そうみたいやな…
いむ
ふう〜
いむ
てかアニキ!
いむ
本当にさ!
悠佑
ああ…
悠佑
ごめんな(笑)
ないこ
ごめんな(笑)じゃないんよ
ないこ
もー
悠佑
ほんますまん…
悠佑
でもまろのお陰で、なんとか乗り切れたな
いふまろ
危なかった〜
初兎
こうしちゃおれんな
初兎
早よ行かんと
ないこ
そうだね
ないこ
じゃあ、明日別荘に引っ越すよ
いむ
そんなに早く⁉︎
初兎
さっき見たやろ
初兎
ここは安全じゃない
りうら
学校とかどうするの…?
ないこ
転校するしかないね
ないこ
俺たちのことを一切知らないところに…
いふまろ
幸いここは田舎やし、俺たちのことが外に広まることはない
いふまろ
とにかくここを離れれば、俺たちのことを知っているやつもいないやろ
初兎
そうやな
悠佑
じゃあ、それに関しては俺とりうらでやっとく
りうら
分かった
ないこ
じゃあ、残りは明日の引っ越しに向けて準備をしよう
いむ
うん…
あの配達人が来たことにより、より身の危険を感じた俺らはすぐ引っ越した
大家さんにも学校にも友達にも近所の人にも最後の挨拶をして…
でも、しょうがないよね
ということで、別荘に来たんだけど…
ないこ
なにこれ…
いむ
これが…
悠佑
別荘やと⁉︎
りうら
僕たちのマンションの何十倍の広さあるの⁉︎
初兎
こんなのすぐに敵に見つかるんちゃん?
いふまろ
そうやな…
ないこ
でも、母さんが選んだところだから、それなりの理由があるはずだよね
ないこ
とにかく入ってみよう
いふまろ
ああ…
悠佑
な、ないこ…
悠佑
なんやここ…
ないこ
分からない…
いむ
宮殿みたい…
りうら
いや、もう「みたい」じゃなくて、宮殿そのものだよ…
ないこ
本当にね
初兎
俺らの母さんってほんま何者?
いふまろ
こんな秘密があったなんてな
ないこ
でも母さんは死んだ
ないこ
もう何者でもいいよ
いふまろ
ないこ…
ないこ
…
ないこ
まずは別荘の中を探索しよう
初兎
でもこんな広くっちゃ、屋敷を一周するだけでも丸一日はかかるで
初兎
色々やることもあるし、あんまりそこで時間を割くわけには…
悠佑
ほんなら、3組に分かれるのはどうや?
悠佑
そして、集合時間を決めてみんなでそれぞれ見てきたものを報告しよう
いむ
それいいね
いむ
じゃあ、集合場所はここでいい?
ないこ
オッケー
ないこ
じゃあ、3時間後にここ集合で!
りうら
了解!






