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卒業式後
來桜
は～、卒業か…。
多真
來桜とは離れ離れだね…。
來桜
うん、そうだね、…あ、そろそろ時間…。
多真
ありゃ、短いねぇ、
多真
そんじゃ、そっちでも元気でね
來桜
うん…、ずっと友達でいてくれてありがと、多真。
多真
えへへ、ほら、早く行きなよ
來桜
そうだった……、それじゃぁね！
🏃🏃♀️🏃♂️🏃♀️
（すごい人混み）
來桜
わわ、これじゃ通れないよー…、
來桜
しょうがなし、窓際空いてるしそっちから───
ドン
鈍い音が廊下に響く
少し遅れて、ドサッと音が聞こえる
だがそれは、人混みで隠された
來桜
！！！
ぱち、と目をさめる
來桜
わ、私……生きてる。
來桜
確かあの時落とされて、…。
來桜
……どうしてだろ、取り敢えずスマホ……、
📱
多真
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不在着信
多真
不在着信
來桜
わ、多真？なんだろ、
✉️
來桜
……、
來桜
ええええええ！？！？
ぴかぴかの制服に着替えて、パンを咥える。
お母さんがアイロンしてくれたのかな、？
來桜
いってきまーーーす！！！！！
來桜
なんとか……間に合った？
多真
おー、やほ！！
來桜
…あ、多真、久しぶり！
多真
久しぶり？休み中は会ってないよね？…
來桜
え、あ、ごめん、ボケてて…
そうだ、この休みは多真と遊んでなかったな、
それにしてもまた3年生からやり直しか……、
多真
あ、授業、始まるよ！
來桜
わ、うん。
多真
ふー、疲れた。、
來桜
ね、久々で───
多真
來桜はめちゃくちゃ出来てたじゃん！！
多真
予習してたの？
來桜
えっ、いや、……そうかな。
取り敢えずそういう事にしておこう。
多真
來桜って真面目だもんねっ
來桜
あはは～…
何もしてないのに、多真の笑顔が眩しい。
來桜
多真、イメチェンした？
來桜
いつもと違う…。
多真
えへ、分かった？
多真
てか遅いし、言うの、
來桜
えへへ、ごめん、その髪でしょ？
多真
うん、肩まで伸ばしてたから切ったんだ
來桜
良く似合うよ～
そうだ、多真は昔はロングだったな
多真
來桜は、大人っぽくなったね。
來桜
え、ほんと？
多真
ほら、こことかどうなの！
そう言って私の胸を揉む
多真
へあ！？でかい！！
來桜
ち、ちょっと！
やばい、何感じてるの私。
多真
ごめんって、ほら、触っていいから！
來桜
そーゆー問題じゃないでしょ───
多真
……ごめん、來桜。
來桜
え？
私達の周りには野次馬がぞろぞろと
來桜
わ、わ、
多真
……
來桜
え！？多真ー？！
多真はグイグイと手を引っ張って私を引っ張る
來桜
……屋上？
多真
つらいよ……
來桜
え、多真？
多真
痛い痛い痛い…なんで、……うぅ、。
來桜
た、多真……？
多真
來桜、私の前だけ、
來桜
え？……何が、？
多真
その顔！惚れたような、何処か見つめる顔！！
來桜
ぇ、そんな顔してた？
多真
……ずるいよ、…いつもそうやって、……
來桜
う、……ごめんって、…次から気をつけるね？
多真
……ほんと？…えへへ、來桜大好き～
(っ´>ω<))ω<`)ｷﾞｭｯ
言い忘れてたが、多真は私が好き。この後告白してくる。
多真
來桜……私來桜が好き。
ほら、ね。
多真
だから、……付き合って欲しい。……だめ？
來桜
……考えさせて…。
多真は友達……。そういうのではない。、よし。
來桜
……ごめん、多真───
多真
……そっ、か、じゃ、これからも友達、ね、
來桜
……っ、うん。
なんであんな即答なんだ？
多真
じゃ、帰ろう？
來桜
うん。それじゃ、。
來桜
疲れた……。、
多真は別の列車だし、一人で帰る。
來桜
あ、電車、。
ドン
鈍い音が響く
電車が走ると共に命も消えてく。
続きます！！！ごめん長かった！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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