第9話
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えと
どうして、そんな目をしているんですか?
うり
ん、?
うり
そんなことないよ
嘘だ…
そんなの、嘘に決まってる
えと
嘘、ですよね?
うり
はは、やっぱ隠せないか~
私が他の人と見たかったって思ったからかな
だとしたら、嫌われるんじゃ…?
えと
なにか、気に触る事でも…
うり
えとさんは気にしなくていいよ
えと
そう、ですか
もう一度流れた流星に私は願いを言う
『またあの人と会えますように』
その流星は私になにか教えようとしていた
えと
っ、
なにを教えようとしていたかは
なにもわからなかった
うり
えとさん?どうかした?
えと
なんでも、ありません…
うり
そっか…
うり
星が綺麗ですね
えと
っ、
えと
あの星座を知っていますか
うり
…わかってた
えと
そっか…
うり
いつでも言ってね
うり
待ってるから
えと
…うん
えと
いつか、ね
うりさんは私の返事が来なくてもいつも通りの態度で接してくれた
まるで私が忘れてしまっていても気にしていないのかのように…
でも、すぐそこにタイムリミットはあったんだ…
短くてすみません!
それではまた次回でお会いしましょう
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