白妙(しろたえ)
「紅蓮」くん、大丈夫?
紅蓮(ぐれん)
うわぁぁぁぁ、白妙くんありがと、
紅蓮(ぐれん)
いつも助けてくれて.....
白妙(しろたえ)
大丈夫だよ。誰にだってミスはある
白妙(しろたえ)
それなのに...
白妙(しろたえ)
この組織は.... いや、この『臥竜』(がりょう)は間違ってる。
白妙(しろたえ)
こんなに暴力的に指導しても
絶対に意味無い。
絶対に意味無い。
紅蓮(ぐれん)
だ、だめだよ。
紅蓮(ぐれん)
「黄昏」さんが聞いてたらっ、
白妙(しろたえ)
そうだね。辞めておこうか、この話
白妙(しろたえ)
(それにしても)
白妙(しろたえ)
(「綺羅」...。君には良い仲間がいるんだね。)
白妙(しろたえ)
羨ましい、よ
白妙(しろたえ)
暗殺組織でも、
こんなに違うなんて..
こんなに違うなんて..
白妙(しろたえ)
だけど この組織に入ってもう2年
白妙(しろたえ)
死ぬ程努力して、やっと
特殊作戦司令部 の
幹部になることが出来たんだ。
特殊作戦司令部 の
幹部になることが出来たんだ。
白妙(しろたえ)
僕はもっと上を目指して、この組織をぶっ壊してやる______
コンコンッ
白妙(しろたえ)
誰ですか。
???
んー、私だよ。
白妙(しろたえ)
帰ってきてたんですね
白妙(しろたえ)
それにしても.....
白妙(しろたえ)
血がついた服は、
早く捨ててくださいよ。
早く捨ててくださいよ。
白妙(しろたえ)
「気丈」さん。
気丈(きじょう)
んぇー、わかったよ。面倒臭いな
気丈(きじょう)
それにしても白妙くん、蒼穹の人間と接触したって本当?
白妙(しろたえ)
本当ですよ。
白妙(しろたえ)
たしかコードネームは「綺羅」、
白妙(しろたえ)
もう少しで倒せそうだったのにな
白妙(しろたえ)
邪魔が入ってしまった。
気丈(きじょう)
そんなに綺羅を殺したいの?
白妙(しろたえ)
はい。それは勿論ですよ
気丈(きじょう)
どうして?
白妙(しろたえ)
あー、それは....
黄昏(たそがれ)
《 あーあー、聞こえるか?
黄昏(たそがれ)
《 お前ら2人に任務だ。
気丈(きじょう)
はい。わかりましたー
白妙(しろたえ)
了解しました。