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???
突如、楽しそうで大きな声が頭に響いて、目が覚める
何…?っていうか、何処…?
周りを見ると、薄暗くて埃の舞う部屋にいるようだった。部屋…というよりは箱かもしれない。窓や扉がどこにも見当たらないのだ。視認できるのは年季の入った大きなスピーカーとSTPRファミリーだけだった
???
わざとらしく驚いて、楽しそうに笑う声。隣にいる後輩の虹青に触れようとするも、透明な壁のようなものが邪魔してくる
何もできないなら、話を聞くしかない!
そう思って、話に耳を傾けようとすると、周りの気配がなくなった
???
虹青
いつもは明るく元気いっぱいな虹青でも、流石に怖いのだろう。目を潤ませ、俺の服の袖を掴んで話しかける
苺赤
俺の脳内も恐怖で埋め尽くされているが、怯えているだけではどうしようもない
苺赤
震える声でどうにか他のファミリーを呼ぶ
苺赤