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〜天童寺家の門前〜
星野ルビー
辛い時…私は何度もここに立った…
私の家は私の覚えてる住所にちゃんと会って…チャイムを押せば…きっとお母さんが出て来る…
チャイムを押して…何度も言おうとした……
"お母さん、私だよ"って…
星野ルビー
ガチャッ(ドアを開いた)
でも……
星野ルビー
天童寺まりな
星野ルビー
ツクヨミ
ツクヨミ
ツクヨミ
ツクヨミ
ツクヨミ
ツクヨミ
天童寺さりな
天童寺さりな
天童寺さりな
少女の容態は悪くなる一方でした…
慢性的な頭痛や吐き気…バランス感覚を失い…歩く事もままならず…
記憶や認識にも影響が出ていました
苦しい日々を支えたのは…一人の少女でした
星野アイ
天童寺さりな
彼女は焦がれる程に憧れます
症状が末期に近づくに連れて…母親は遂にすかたをみせなくなりました…苦しむ娘の姿を見るのが"嫌だった"のでしょう
それでも少女は健気に母が訪れるのを待ち続けました
母は自分を愛していると信じ続け、待ち続けました
雨宮吾郎
天童寺さりな
雨宮吾郎
雨宮吾郎
天童寺さりな
青年は時折、見舞い客が長らく居ない患者の病室を回り…話し相手になっていました
少女にとってそれが…どれだけの救いだったかは計り知れません
彼女は二つの光を手にしました
まぁ彼女はその光を…どちらも失う事になるんだけどね…
少女はその短い生涯を狭い部屋の中で生き、苦しみに耐え、願いは叶わず…
それでも毎日毎日、母を待ち続けました。 愛されていると信じて……
ツクヨミ
ツクヨミ
ツクヨミ
まりなの娘
まりなの息子
天童寺まりな
母親は少女が亡くなってすぐに…新たに"娘と息子を産みました"
今は幸せに暮らしています
めでたし、めでたし……
星野ルビー
〜そしてルビーの部屋〜
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野アクア
星野ルビー
次回へ続く…
コメント
3件
ああ、このエピソード……胸がぎゅっとなりました。 ルビーちゃんが実の母親の笑顔を初めて見て、自分は愛されていなかったと気づく場面、本当に辛かったです。それと同時に、病床のさりなちゃんが必死に母親を待ち続けた日々も重なって……「愛されていると信じ続けた」という一文が、読んでいて涙が出そうになりました。 ルビーちゃんが「私って何なの」って自分を責めるシーンも、彼女の根っこの孤独がにじんでいて、とても心に残っています。続きがすごく気になります。