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その一言だけだった
「なんで」この言葉が出なかった
理由を聞くのが怖かった
彼の低い声を聞いて、 本気なことをわかってしまった だけど彼の顔を見てみると何故か 彼は寂しそうな顔をしていた
どうしてそんな顔をするんだ
それも言えずにただ黙っていた
気づけばもう、彼はいなかった
sm
何がいけなかったのだろう
無愛想だから?
可愛くないから?
何も上手くないから?
嫌なことばかり思いついてしまう
sm
元から釣り合ってなかったのだろう
彼は運動もできるし みんなのリーダーだし 歌も上手いし なんだって上手くなる
引き換え俺は 運動音痴でいつも教室の隅で 本を読んでる、音痴だし ゲームも下手
いいとこがひとつも無いじゃないか
sm
彼がいたから 友達ができた
彼がいたから 毎日が充実していた
それがたった一瞬で終わってしまった
楽しい時間があっという間に 消えてしまった
もつと愛想を良くしたら 隣にいてくれた?
もっと頑張ってたら ずっと一緒にいれた?
後悔ばかりが込み上げてくる
でももう無駄だ、 時を戻せたらどれだけ 良かっただろう
sm
教室に俺の情けない声が響いた
あれから何十分たっただろう...
いつの間にか俺は屋上に来ていた
勝手なことは分かってる
皆に迷惑をかけるのも分かってる
でもどうしても
シャークんに少しだけでも
心配されたかった
死んだらきっと 先生から みんなに、彼に知らされるだろう
そしたら多分...少しだけでも 思い出してくれるはず
sm
俺はフェンスに手をかけて 向こう側へと立った
何故か怖くなかった
好意を寄せてる人に悲しんでもらえるのならば本望だ
sm
息を吐き、俺は手を離した
途端、誰かに手を掴まれた
sm
凄い力で屋上へと戻される
sm
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大きい声で怒られた
sm
もう帰っていたはずの シャークんがここにいる
忘れ物でもしたのかな
sh
sm
心配してくれたことに 喜びが湧いてくる
sm
sh
sm
なんて言えばいいかわからず 喋れない
黙っていると彼が抱きしめてきた
sm
sh
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sh
sm
いやだいやだ、理由なんか 聞きたくない
どうせなら何も知らずに終わりたい
sh
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予想外の展開に戸惑う
sh
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sh
ずっと抑えてた涙が溢れてくる
sm
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sm
手を繋いで一緒に帰ったとさ
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コメント
12件
こう言う系大好き☆