テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
最近の僕はおかしい
藤崎夏恋のことが気になって
気付けば、いつも目で追っていた
真っ直ぐで、実直な性格
気付けば、そんな彼女に惹かれていた
橘と付き合っていると思っていたけれど それは僕の誤解だったことも分かった。
仕事一色だった僕の毎日に 彼女の笑顔が増えていった。
そんなある日、役員に呼ばれた 告げられたのは、海外赴任の内示
シンガポール支社の業績が不振で 僕に白羽の矢が立ったらしい
支社を立て直すまで戻れない
期限のない赴任だった
彼女に気持ちを打ち明けるべきか 何度も悩んだ。
けれど、まだ若い彼女の時間を 縛るわけにはいかない
彼女は若くて、綺麗だ
僕なんかより、 もっと相応しい人が現れるかもしれない
そう思ったら、 僕はこの気持ちに蓋をするしかなかった
それなのに――
気持ちを伝えられて
勢いで、あんなことをしてしまった
避けることでしか、 彼女を遠ざけられない自分が不甲斐ない
僕は、自分の気持ちを押し殺したまま
シンガポールへ旅立った。
コメント
1件
おお、神崎sideか…!これはまたグッとくる回やったわ。 仕事一筋だった男が、藤崎さんの真っ直ぐな性格にほだされて、知らんうちに目で追ってたって流れ、めっちゃ分かる。で、海外赴任の内示が来たときに「彼女の時間を縛れない」って自分の気持ちに蓋をするところがもう切なすぎる。伝えてしまった勢いであんなことしちゃって、その後避けることでしか彼女を遠ざけられないって自己嫌悪…神崎、お前は不器用すぎるんや😭 シンガポール行っちゃった後どうなるんやろ。続きが気になる—🔥
latte
鷹槻れん

29,507
鷹槻れん

8,524
臣桜
49,198