記憶の欠片を集めて

３タップ後すたーと

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な 、なんか 、金髪の眼帯つけた人 来たんだけど …

こ 、この人 、声でかぁ 、

ん 、？というか 、｢ みんな ｣ って 言ってるってことは 、

まだ犯人はいるってこと 、！？

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞ

なんかぞろぞろ人が入ってきた …

でもなんかみんな攻撃的じゃないんだよな 、

取り敢えず 、犯人でもなんでもいいから 、今俺がどういう状況かききたかった 。

だって 、何も覚えてないんだもん

いやでも 、ここで聞くのはまずかったかな 、？

そう思っていると 、先程からみんなを宥めているピンク髪の女の人が口を開いた 。

確かに 、人数多いな 、

これからゆっくり覚えるか ー 、

って 、なんか俺 、ここに住む前提に なってない … ？

まってまずい … ！

流石にストレートに聞きすぎた …！！

やばい 、もし本当に誘拐だったら …

犯人を挑発したことにならないだろうか

しかし 返ってきた言葉は以外だった。

ん ？てか待てよ 、

今気づいたけれど 、

そういえば 俺 、何も記憶が無いぞ 、？

自分の名前だって

住んでいる場所だって

自分の容姿も

全部 、覚えてない … ？

え ？ どういうこと 、？

こうして 、何故か俺はこの人達と シェアハウスすることになった 。

この人達 、結局いい人達だったんだな

疑っちゃって悪かったな 、

ずっとこの人達に頼りっぱなしでちょっぴり申し訳ないと思いながらも 、

こんなに個性豊かで仲の良い人達とシェアハウスすると考えると

胸が高鳴った 。