萩祐
あ!近いかも!
萩祐
…大丈夫?
紫雨
平気だと言ってるだろ
萩祐
眼鏡もないし
足元も不安定で
足元も不安定で
紫雨
リュックの中にコンタクトなら入ってる
萩祐
……コンタクト持ってるんだ
紫雨
普段は慣れないからしてない
萩祐
じゃあ早く戻ろう
紫雨
……わかってる
萩祐はこういうとき 昔からしっかりしていた
紫雨
…懐かしいな
萩祐
…なにが?
紫雨
……なんでもない
光登
スマホもここやし……
光登
なんで戻ってこないんや…
紅美
……もうすぐ1時間だね
瑠璃
よくわかんないけど
瑠璃
あの二人なら平気なんじゃない〜?
光登
そう安心してるのは良くないやろ……
ザッ
萩祐
ただいま
紫雨
……。
瑠璃
ほらねー?帰ってきたじゃん
瑠璃
って……
瑠璃
なんかイケメンになった?
瑠璃
メガネくんじゃない……
光登
ほんまや!眼鏡ないやん
光登
なんか服もボロボロになってるし……何があったんや…
萩祐
…道に迷った
光登
心配させるなよ……
紫雨
……ごめん
瑠璃
えーなんかかっこいいかも…
紅美
眼鏡かけてても綺麗な顔立ちなのはわかるでしょ…
光登
今そんな場合じゃないやろ…
萩祐
……紫雨足挫いたみたいだから
萩祐
座らせてあげて
光登
平気なん?!
紫雨
大したことじゃない
萩祐
先生に事情伝えてくる
瑠璃
うちもいくー!紅美もいこ?
紅美
なんで私も……