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ゾム
｢城内に侵入完了しました｣
紀葉
｢敵の数は?｣
ゾム
｢さほど多くありません｣
紀葉
｢応援はいらないか?｣
ゾム
｢大丈夫です｣
紀葉
｢総統がいる場所は｣
紀葉
｢最上階だ｣
ゾム
｢了解しました｣
紀葉
(ゾムが敵の城内に入った)
紀葉
(総統の首を取るまで時間は掛からないだろう)
紀葉
ｶﾀｶﾀｶﾀｯ
紀葉
うーん､､､､
紀葉
血液が､､､､4分の1抜けた
紀葉
もうそろそろ失血死しそうだけど､､､
数分後､､､､
ロボロ
ｶﾞﾁｬｯ
ロボロ
もどった､､､
ロボロ
(え､､､､?)
ロボロがもどって見たのは
資料が散らばり荒れている床と
壊れて使えなくなった機械
そして
血塗れになりながら
パソコンを打ち
指示を出している
ロボロ
こと、、は?
紀葉の姿があった
もう一人いるはずの
姫愛は居なくなっていた
ロボロ
どうしたんや！？
ロボロ
なんでそんなに出血してるん！？
紀葉
戦争が終わってからで大丈夫です
ロボロ
(いつ死んでもおかしくない量の血だ)
ロボロ
ほんとか?
紀葉
そう簡単に死にません
紀葉
耐えてみせます
ロボロ
でも､､､､
紀葉
大丈夫です
ロボロ
ｯ､､､､
ロボロ
信じるからな
紀葉
はい
ロボロ
｢紀葉から司令を変わる｣
紀葉
ｶﾀｶﾀｶﾀｯ
ロボロ
｢今回の戦争は早く終わらせろ｣
ロボロ
｢相当の首をとったら｣
ロボロ
｢すぐに会議室集合｣
｢了解しました｣
ロボロ
(また失いたくないんや､､､､)
ロボロ
("家族"のような存在を)
ゾム
｢総統を殺しました｣
ロボロ
｢幹部は?｣
ゾム
｢幹部も全員殺しました｣
ロボロ
｢引き上げてくれ｣
ロボロ
｢戦争は終わりだ｣
ロボロ
｢幹部は急いで会議室へ帰還してくれ｣
紀葉
｢ぺ神､､､､血液頼んだよ｣
ロボロ
(もういっておいたんやな)
ロボロ
紀葉は医務室行くぞ
紀葉
うん､､､､
紀葉
ゔっ､､､､(横腹を抑える
紀葉
ｹﾞﾎｯｶﾞﾊｯ
紀葉
(魔力も少ないし…)
ロボロ
はいｯ乗って)背中を向ける
紀葉
血､､､､着いちゃうよ?
ロボロ
そんなこと気にせんでええから！
ロボロ
歩けへんのやろ？
紀葉
(図星ｯ)
紀葉
ありがと､､､､
ロボロ
行くで
ロボロ
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
紀葉
ｸﾞﾀｯ､､､､)貧血によって体が機能しなくなる
ロボロ
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
ロボロ
ぺ神！！
ぺ神
会議室集合じゃなかったんか?って
ぺ神
え?､､､､
ぺ神
紀葉､､､､どうしたん?
ぺ神
2人とも血塗れ､､､､?
ぺ神
なんで2人ともそんな大怪我したの！？
ぺ神
2人とも司令じゃｯ
ロボロ
全部紀葉の血や
ぺ神
え?
ぺ神
その､､､､大量の血が?
ロボロ
早く対処してくれ！
ぺ神
(輸血用の器具､､､､このためだったのか)
ぺ神
手術室に運んで
ロボロ
分かった
ロボロ
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
ぺ神
『麻酔』
ぺ神
傷口見せて
ロボロ
多分ここや
ぺ神
(ナイフで抉られたような傷)
ぺ神
(深さや形から見て)
ぺ神
(軍事用小型ナイフだな)
ぺ神
傷口抑えるから止血剤入れて
ロボロ
ﾌﾟｽｯ）注射器で刺す
ロボロ
あんま止まらんな
ぺ神
縫合するから
ぺ神
針と糸取って
ロボロ
はい
ぺ神
ﾁｸﾁｸｯ
ぺ神
(能力で臓器治したのか?)
ぺ神
(綺麗に治ってらんな)
ぺ神
(ギリギリだったんか)
ぺ神
『回復』
ぺ神
傷口を完全に塞ぐための
ぺ神
もっと太めの糸追加で
ロボロ
はい
ぺ神
ﾁｸﾁｸｯ
ぺ神
そこの輸血する針と管取って
ロボロ
はい
ぺ神
『血液生成』
ロボロ
ここの血管に刺すよ
ぺ神
ここにも刺しといて
ロボロ
ﾌﾟｽｯﾌﾟｽｯ
ぺ神
(紀葉の血液は特殊だからな)
ぺ神
(一日に何回も生成出来ないんだな〜)
ロボロ
(まだ死んではいないな)
ロボロ
(危ないな､､､､)
ぺ神
病室のベットに寝かせて
ぺ神
会議室(司令室)に集合しよう
ぺ神
報告しないと
ロボロ
担架に乗せよ
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