美音
そういや、
美音
どうして楓華と付き合ったの?
紬
えー…
しょな
教えてー!
紬
ちょっとー…💦
紬
…分かったよ…
中学時代、楓華が入学して
いつも楓華が中心だった。
楓華は誰にでも優しく話す。
いつも一人だった私と友達に なろうと言ってきて、
私は乗り気じゃなかった。
それで虐められて…
楓華はそれを知らず、 私に関わってきた。
楓華に本当の事を言えなかった。
家では両親がいつも喧嘩して 私の事なんて見てくれなかった。
中学卒業で一人暮らしして、
高校卒業して良い大学 行けるように勉強を 頑張ろうとしたけど…
テラー高等学校に楓華がいる なんて思わなかった。
でもここからリスタート!
楓華に本当の気持ちを伝えよう! と決めた。
その為にペアリングを買って ハナミズキのヘアピン作りを 何回も失敗しても
告白の日を待って、
頑張って告白で本当の気持ちを 包み隠さず明かして
こうやって今がある。
紬
って、感じかな?
美音
へー!
しょな
なるほどね!
楓華
あー…そゆことね…
楓華
納得…







