お知らせ

あんな痴漢に遭っても懲りずに一人でフラフラ出かけていたらツアー中の外国人団体に囲まれました。全員男でバカ高い身長。足が長かった。

めっちゃ焦って「何言ってるか分からん分からん！！」ってなって「アイキャントスピークイングリッシュ...」と両手を上げながらガイド兼通訳らしき人の方に視線を送るとにっこり笑いながら「口説いてるんです。」と言われた。何で助けてくれないの。

わちゃわちゃ焦ってたら別の一人旅っぽい外国人が近寄ってきて

「おー！ベッラベッラ！！コニチワ！！」

コイツイタリア人だコレ！！ってすぐ分かりました。口説かれてる事よりも「ベッラ」の台詞を聞けてテンション上がって

「Ciao！」

と挨拶してみました。すると結構驚かれて両手を上げてたのでそのままギュッと握られ意味不明の文章がツラツラツラツラ。

分からん！ってなって混乱。イタリア人はしゃいでずっと話してる。カオス。他の外国人団体も「？」みたいになってた。

最初の外国人団体の通訳らしき人が通訳してくれました。数カ国語話せるそうで凄い。（何で助けてくれないの。）団体の方はポルトガル人らしく、一人旅っぽい人は思った通りイタリア人。イタリア人は

「君みたいな黒髪の綺麗な日本人の女の子に会えるなんて驚きだよ！これは運命だよね！良かったら一緒に回らない？もちろんカフェとかも奢るよ！花は好き？君みたいな女の子は何だったかな..椿とか桜が似合うと思うよ！でもまだ季節じゃないから、その時はまた会いに来て良い？」等と言っていたそうです。

通訳の方に未成年である事を伝えてもらうと「え！通りで可愛いと思ったよ！じゃあ、これから君は美しくなっていくって訳だ！楽しみだなぁ..！君の傍で君の美しさが花咲くのをずっと見ていたいよ。でも残念。だって、僕が後十年遅く生まれて日本に住んでいたなら君の隣で立てたかもしれないでしょ？」
との事。通訳も苦笑いでした。

コレが美女の気分か....。と謎の感想が頭に浮かびました。イタリア人ってブスでもかっこいい台詞で口説くんですね。私は一途なので響はしないけど。小説のネタになるぜ。

その後友達と合流して「アイハブノットスマートフォン...」と連絡先を教えず何とか切り抜けました。

もしかして困ってるの察して話しかけてくれたのかなとか思うとイタリア人凄い。

おつみか！