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はっはっはっはっ、死ぬ尊
神作です!! 奇病パロ好きなので嬉しいです! 頑張ってください!!
うおおお!最高マジ最高!!やっぱり最高!奇病パロ好きすぎて最高!
主
主
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
主
主
主
主
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
その日、ある1つのニュースが、日本中を騒がせた。 それは、怪盗キッドの引退宣言
工藤新一
あの日、月明かりの下で盗んだ宝石を眺めるアイツを見て。 あぁ、もうこの月下の奇術師には会えないのだろうと悟った。
工藤新一
あの日のことを思い出した瞬間、激しい吐き気に襲われた。 まずいっと思ったときには、もうすでに遅く。
工藤新一
口からは一つまた一つと、青い薔薇の花が溢れ出す。
花吐き病 発症した時は、正直戸惑った。 まさか本当に、こんな病気があるなんて。 でも数年経った今は、いい加減慣れてきていた。 まぁ、相変わらず宮野には口うるさく言われているが。 花を吐くたびに、アイツのことを思い出す。 …………もういない、アイツのことを。
工藤新一
俺は、散らばった青い薔薇の花びらを拾い集めた。
宮野志保
定期検診の日、突然宮野が俺に言った。
工藤新一
宮野志保
工藤新一
そう、花吐き病を治すには。 片思いしている相手と両思いになること。 ……でも、俺の病気が治ることはないだろう。
宮野志保
工藤新一
宮野志保
工藤新一
宮野志保
工藤新一
宮野志保
工藤新一
ガチャ、バタンッ!
宮野志保
怪盗キッド(黒羽快斗)
宮野志保
怪盗キッド(黒羽快斗)
怪盗キッド(黒羽快斗)
宮野志保
怪盗キッド(黒羽快斗)
宮野志保
怪盗キッド(黒羽快斗)
宮野志保
怪盗キッド(黒羽快斗)
宮野志保
怪盗キッド(黒羽快斗)
シュッ
宮野志保
工藤新一
あの日から毎日のように、俺はこのビルの屋上に来ていた。
工藤新一
そろそろ帰るかと思ったその時。 視界の端に、見覚えのある白い人影が映った。
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
ずっと、ずっと想っていた相手。 この世で一番、月明かりの下が似合う男。 ずっと待ち焦がれた存在が、そこに立っていた。
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
見られた、見られてしまった。 よりにもよって、こいつに。
工藤新一
止めたいのに。 吐き気はひどくなる一方で。 一つまた一つと、青い花びらが地面に散らばっていく。
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
ぎゅっ
工藤新一
気づいたら、キッドに抱きしめられていた。
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
とどめていた涙が、ぼろぼろと溢れてくる。
そう言うと、キッドは散らばった花びらを手に取った。
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
キッドは手に取った青い花びらを。 ―――あろうことか、ぱくりと飲み込んだ。
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
キッドの、真剣な表情に。 気持ちを伝えるべきか、迷っていると。
怪盗キッド(黒羽快斗)
そう言って、キッドはまた花びらを手に取り、口へ運ぼうとした。
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
そう言って、キッドはまた花びらを飲み込んだ。
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
2人の隙間を埋めるように。 強く抱きしめ合った。
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
俺の口からでたのは、先ほどまでの青い薔薇の花びらではなく、銀色の綺麗な百合の花だった。
宮野志保
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
宮野志保
工藤新一
宮野志保
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
ポンッ 怪盗キッドの姿が白く見えなくなり、次の瞬間には学ラン姿の男に変わっていた。
怪盗キッド(黒羽快斗)
そう言って、1輪の花を差し出してきた。
ブルースター。 花言葉は、『信じ合う心』『幸福な愛』。
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
探偵と怪盗ではなく。 恋人として、こいつの隣にいる事ができる。 その事実が、嬉しくてたまらない。
怪盗キッド(黒羽快斗)
工藤新一
怪盗キッド(黒羽快斗)
もう二度と離れない。 その思いとともに、俺は差し出された花を受け取った。
主
主
主