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#怪盗パロ
リイラ
52
『寝たふり』
休日の昼下がり。
リビングのソファで、こさめは毛布にくるまって目を閉じていた。
(……眠くないけど)
今日はなんとなく。
すちがどんな反応をするのか見てみたくなって、寝たふりをしている。
(絶対バレないように……)
呼吸をゆっくり整える。
すると。
ガチャ。
玄関のドアが開いた。
st
すちの声だ。
(帰ってきた……!)
買い物に行っていたはずのすちが、リビングへ入ってくる。
st
足音が止まる。
st
優しい声。
(うん、寝てる設定だから……!)
返事はしない。
すると。
st
そう呟いたすちが、毛布を肩まで掛け直してくれる。
(やさしい……)
そのまま離れるのかと思った。
でも。
ソファが少し沈む。
st
すちが隣に座った。
st
ぽん。
ぽん。
優しく頭を撫でられる。
(っ……!)
心臓が跳ねる。
st
髪を梳くみたいに、ゆっくり撫でる。
それだけでも十分だったのに。
st
ふわっと腕が回る。
ぎゅっ。
後ろから優しく抱きしめられた。
ks
(む、無理……!)
近い。
温かい。
落ち着く匂い。
st
耳元で小さく聞こえた。
st
(〜〜〜〜っ!!)
心臓がうるさすぎる。
今にも起き上がってしまいそう。
でも寝たふりだ。
ここで起きたら全部終わる。
すちは少しだけ抱きしめたまま、こさめの頭にそっとキスを落とした。
st
それだけ言うと腕を離し、立ち上がる。
足音が遠ざかる。
(……行った?)
しばらく待ってから、こさめはゆっくり目を開けた。
誰もいない。
ks
枕を抱きしめる。
ks
顔が熱い。
ks
ソファの上をごろごろ転がる。
ks
恥ずかしすぎる。
ks
顔を隠してじたばたしていると。
st
ks
飛び起きる。
振り返ると。
リビングの入口に、マグカップを二つ持ったすちが立っていた。
ks
st
ks
st
にこっと笑う。
st
ks
こさめはその場にしゃがみ込んだ。
ks
st
ks
st
すちは笑いながら近付く。
st
ks
st
ks
即答。
st
ks
すちはしゃがみ込み
照れ隠しで顔を隠すこさめの頭を優しく撫でた。
st
ks
st
ks
st
ks
st
こさめは真っ赤な顔のまま、しばらく俯いていた。
そして小さく、小さく。
ks
st
ks
聞こえるか聞こえないかくらいの声。
でも。
すちはちゃんと聞き取って
嬉しそうに笑うと
そのままもう一度こさめをぎゅっと抱きしめた。
新短編だよ(?
チャットうまく出来てるか分からん
リク待ってます!