ハオ
……はんびな
ハンビン
……
ハオ
行かないで
ハンビン
…!
ハオ
お願い
ハオ
僕、はんびなと話したいことが…
ハンビン
…ごめん
ハンビン
僕はハオひょんと話すことなんてないから
ハオ
……
ハンビン
…分かってたんでしょ?
ハオ
…え?
ハンビン
ずっと前から
ハンビン
この関係は続かないって
ハンビン
分かってたはずだよ
ハオ
……
ハンビン
…なのに、ハオひょんは…
ハオ
分かってたよ
ハンビン
…!
知ってたよ、そんな事
僕達は男。
それだけで世間は受け入れてくれない
ハオ
分かってる
ハンビン
じゃあなんで…!
ハオ
それでも
ハオ
好きだから
僕には君が居ないとダメだから
ハンビン
……
ハンビン
もう良いよ
ハンビン
ハオひょんには、何を言っても分かんない
ハオ
……
ハオ
はんびなにも分からないよ
ハオ
僕の気持ちは
ハンビン
……
ガラガラ…
ゆい
……
ゆい
気まづ
ハオ
黙れ
ハオ
全ては貴様のせいだよ
ゆい
ごめん
ハオ
行ってきて
ゆい
え、?
ハオ
はんびなのとこ、行ってきて
ゆい
……なんで?
ハオ
今はんびなの話を聞いてあげられるのは
ハオ
あんただけだから
ゆい
……
ゆい
えーっと、
ゆい
一応病人…
ハオ
行ってきて?
ハオ
僕は貴様よりはんびなが大事なの
ゆい
……はいはい
ゆい
行ってくるよ
ハオ
……どーも、
ゆい
……
ハンビン
……
ハンビン
…っ、うぅ~……、
ゆい
泣いちゃってんだ
ハンビン
……!?
ハンビン
な、なんでっ…!
ゆい
んー、
ゆい
心の拠り所?
ハンビン
……
ゆい
私が首突っ込んで良い訳じゃないのは分かってるんだけど
ゆい
……ハンビンは
ゆい
ハオくんが嫌い?
ハンビン
……
ハンビン
……嫌い…?
ゆい
……
ゆい
私、ハンビンの事が好きなの
ハンビン
…え、
ゆい
だから週番も代わったし、
ゆい
ずっと相談に乗ってきた。
ハンビン
……
ゆい
……でも、もう限界
ゆい
ハンビンのそんな姿、見てられないよ
ハンビン
……
ハンビン
……嬉しい。
ハンビン
気持ちは凄く、嬉しい
ゆい
……
ハンビン
……でも、ダメなんだ
ゆい
……
ゆい
どうして?
ハンビン
……
ハンビン
それは……
ゆい
うん?
ハンビン
……僕には
ハンビン
ハオひょんが、必要だから
ハオひょんには僕が居ないといけない
僕にも、ハオひょんが居ないといけないんだ







