テラーノベル
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それから10日
短いようで長い時間を過ごした
玄関前の鏡を見てひとり呟く
この服を着るのなんて2回目だ
楽しかったことも
辛かったことも
全部
慣れない通学路を歩く
現在時刻は午前6時16分
ちょっと早かったかな 、 とも思ったが初兎ちゃんと顔を合わせないためにもこのくらいでいいんだと思う
カバンの紐を固く握って電柱の裏に隠れた
見た事がある顔
同じ制服
僕の目線の先にはりうちゃんの兄 、 ないこさんがいた
この人 、 確か生徒会の …
覚えてない … ?
ちゃんと計画を執行するためにこの人達とは接しては行けない
この人たちといるときっと初兎ちゃんとも巡り会ってしまうから
稲荷ほとけ
大嫌いで大好きな名前
靴箱に靴を入れて綺麗な室内靴をはく
そして腕で汗を拭った
夏休みあけ 、 まだ9月
外はしばらく居ると熱中症になりそうな程だった
深呼吸をして__
僕は教室とは反対の方向に向かって歩き出した
そう僕が呟いたのを誰かに見られていたみたい
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