次の日の朝
ザワザワ
ワイワイ
雨優
何?
なんか…騒がしい…
今、何時?
寝起きの 明るさに慣れない目で 時計を睨む
6:37
まだこんな時間じゃん…
ていうか学校の準備しなくちゃ
起きたいけど布団から出れない
出るなって言われてるみたい
母
母
ん? 私がなんて?
父
雨優
この声はお父さん?
父
父
え。
OMIAI?
おみあい…
お味愛…
お見合い…
雨優
確かに、
名前に集中しすぎて 内容が入ってない…かも…
父
父
父
雨優
うんって言っているのか 分からない返事をして
私は着替え始めた
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ワイワイ
母
晴世の母
私はどうしてここにいるんだっけ?
隣には晴世
前には楽しそうに話をしている 親たち
目の前の料理は 目に入らない
晴世
雨優
まさかのまさかで
晴世が結婚相手に なっちゃってるんだもん
でも…
そんなこと言うと…
ぶっ殺されるかもしれない…
雨優
適当に思いついた言葉を言う
晴世
晴世
そう言って 料理を食べ始めた晴世を 見やった
晴世は学校1のイケメン
誰にでも優しくするし、 スポーツ万能
モテるんだろうけど、 彼女はいないっぽい
クラスの女子が 話ししてるの聞いたけど、
告白しても振られるんだとか
こんな私が幼馴染でいいのか って時々思う
でもホントはちょっと自慢したい
だって こんなにすごい幼馴染がいたら、 誰だって自慢したいよね?!
実は時にすっごく甘え上手なのを 知っているのは私だけ
そういう人は裏表があるって言うけど 幼馴染の私が言いまーす!
そんな人じゃありませーん!
晴世
こちらを見てニコッと笑う晴世
こうやって女子の皆さんを オトしてくいくんだなぁ…
すごいわ
雨優
素直に言ってみよ…
晴世
雨優
急に大きな声を出す晴世
晴世
でもすぐ小さな声になる
今の大声はビクッたよ…
雨優
晴世
少し苦笑する晴世
晴世
晴世
雨優
雨優
やっと食べ物を口に運びながら いう私
実は恋人がいると 契約はなくなるんだけど…
そんな人いないんだ
晴世
晴世
雨優
こんなことを言うが私は 好きな人がいる
晴世に内緒で…
晴世
疑いの目を向ける晴世
晴世
ドキッ
晴世がつぶやいたその言葉は 私に焦りを与える
雨優
そう否定するけど通じない
晴世
晴世
急に引き下がった晴世を 驚きながらも私は
雨優
と答えた
晴世
雨優
晴世
雨優
一口メモ
恋人がいると契約は解除される
だから結婚するっていう
覚悟を持って 役所へ行かなければなりません
ちなみに法律で結婚した人は 何らかの理由などで離婚した場合、
国の責任
同じ歳 もしくは近い歳の 離婚した人と結婚することになる
次回
初雨(ハツアメ)〜曇り空〜
次回も見ろよな!
あなたの瞳にチェックメイト✨
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