姫side
今は朝の6時半
私は目覚めてから すぐ体を起こすのが出来ないため
体を起こす時間より30分早く起きる
今日起きるのが早いのは 学校に行くからだ
久々の学校
緊張する
私は頑張って無理やり体を起こし
制服に腕を通す
頑張れ自分と喝を入れて
リビングへ向かう
姫
おはよー
と言うと
父
おはよう
と父から返事が来る
なかなか慣れないものだ
父
起きれたのか
姫
うん
姫
…朝ごはん
姫
スープでいいや…
と朝はあまり胃が 食を受け付けないので
スープ1杯飲んで終わり
そしてしばらくすると 姉が起きてくる
姉
おはよ…
姉は朝が苦手なため 起きるのが遅い
姫
それじゃ、いってきます
父
行ってらっしゃい
とちゃんと挨拶を言ってから 学校へ向かうために家を出る
教室へ入ると
クラスメイト
おはよぉ!
なんて声が飛び交う
私はこの時間が嫌いで ヘッドホンをする
…そんな時間も簡単に終わるって 言うのにね
湧
姫じゃーん笑
竜生
今日は来れたんだ?笑
光輝
何?俺らのパシリにでも
なりに来た?笑
なりに来た?笑
…私はこの連中が嫌い
スマホの音楽を周りの 音が聞こえないくらいに大きくする
するとヘッドホンを外された
姫
っ…
耳にビンビン響く
苦痛で耐えられない
頭も痛くなってくる
湧
聞いてんの〜?笑
ついに耐えられなくなり
私はヘッドホンをつけ直した
先生が来ると舌打ちをして
戻っていく3人
救われた…と思いながら
再度音楽をかける
私は許されてるんだ
心が少しでも休まるならって
でも結局教室の空気に 耐えられなくなり
保健室へ向かう