木兎
じゃあなぁ
木葉
まだ居たいなぁ(ボソッ)
木兎
どうしたぁ
木葉
なんでもない
と口をつぐんだ
木兎
じゃあなぁ
木葉
おう
赤葦
では失礼します
本当はちょっと足を止めたくて
木兎
急げε≡ヘ( ´Д`)ノ
だけども君は早足ですっと前を行くから
僕はそれを見つめてる
木葉
ギリセー
最終便
君は乗る
僕を置いてって
木兎
(走り出す)
ゆっくりと
地面かすれていく
木葉
(泣いちゃダメ)
木兎
(泣いちゃダメ)
でも本当は言いたいよ
木葉
(行かないで)
木兎
(行かないで)
木葉
(祭りも終わればいつもと同じ)
木兎
(変わらぬ夜がくるんだと知った)
木兎
そろそろだな
木葉
おう
遠くえと
消えてゆく
木兎
じゃあなぁ
木葉
(僕を置いてって)
完全にまた今度
夜がにじんでいく
木葉
(泣いちゃダメ)
木兎
(泣いちゃダメ)
でも本当は言いたいよ
木葉が木兎の袖を掴む
木葉
行かないで
木兎
…(尊死)
木兎
もうちょっとだけね…
木葉
うん…
木葉
ねぇ
木葉
ーーーー
木兎
い…いいよ…/////
木葉
(これで俺は充分…)
幸せです







