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俺は嘘が大嫌いだ
だから俺は本当の事しか言わない
なのに誰も俺を信じてくれない
俺も人間だったのに
不公平だ
だからだよ
だからこんな世界を
変えなきゃいけないんだ
平和の為に。
どうも皆様こんにちは。
貴方は…
人間のようですね、よかった
人間の見た目をしてるので少し不安になりましたよ…w
え?人間以外にも
何か生き物がいるのかって?
勿論…当たり前じゃないですか…
もしかして…
貴方は此処の世界の者ではないのでしょうか…?
それは失礼しました
私は此処の世界の支配人
貴方方の世界で言う…
神…?とやらですね
では、この世界について少し説明させて頂きますね
まず前提として
この世は人間を2種類に分類しています
1つ目は、私たちのような
''常人''
自然界の頂点に君臨する
誇り高き生き物です。
2つ目は
生まれながらに
何かしらの''力''を持っている
''異常者''
です
私たち常人は
その力の事を
命力と呼びます
命が尽きるときまで
力が失われる事がない、という意味です
命力の内容も人それぞれで
まだ、発見されていない命力も多くあるとされています
一部の常人からは
異常者の事を
「逃げた者」「卑怯者」「不公平」
「人生が楽」「勝ち組」
「人間じゃない」
と言う事もあります
常人と異常者は
違う、と明確に分けられ
差別を受ける異常者も居ます
いや、差別でなく
区別でしょうね
はい、区別が正しい表現ですね
常人の私たちとは違う
異常な人の集まりですから。
異常者の集まりなんて
誰も信用しないでしょう?
異常者が生まれる確率は
約1億分の1とされています
世界に70人いるかな〜ぐらいですね
多いでしょうか、少ないでしょうか
まぁ多いと感じる人の方が
圧倒的に多いでしょうけれどね
そうそう、居ましたよ
私の友達にも
異常者を産んでしまった人
その友達は、最終的に
身投げしました
なんとも悲しい親だ
両親揃って逝ってしまった
その子は
命力が発見されるのが遅かったようです
可哀想な親ですね
今まで可愛がって育てていた、愛しの子供が
まさか異常者なんて…
…………………
あまり…
ピンときていないようですね
まぁ大丈夫です
せっかく此処へ来られたなら
少し、ここの人達の生活をご覧になられたら?
そうしましょう!
ではさっそく、貴方を
私達が立っている、雲の下
現世へご案内しましょう
命力を持った者の事を見ます?
そうてますね…なかなか居ないんですけど…
探してみましょう
見つけました
この緑色の髪をした男です
…………………
幸せそうですね…珍しい
まぁいいです
貴方をこの青年の場所へ飛ばします
安心してくだはい
周りから貴方の姿は見えません
それでは
いってらっしゃい
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
4件
お ぉ …✨ プロローグからしておもしろそうすぎます っ!! 次が楽しみです!!😳