場地
場地
千冬
俺が初めて敬語を使ったのは
この人だった
初めてカッケェって思った人も
初めて付いて行こうと思った人も
全部
全部
場地圭介だった
憧れだった
誰よりも彼を尊敬していた
彼といるうちにどんどん彼のことを知りたいと思った
そして、
彼みたいな男になりたかった
だから、
死ぬなんて思ってもみなかったんだ
彼が覚悟を決めて腹を刺した瞬間、
「もっと一緒にいたい」という俺の気持ちは
あっけなく燃え尽きてしまった。
千冬
千冬
千冬
千冬
時計を見る
千冬
千冬
千冬
ガチャ…
千冬
千冬
キョロキョロ…
千冬
カラカラ…(ベランダの窓を開ける)
千冬
一虎
フワッ…(一虎が体を浮かす)
千冬
千冬
一虎
一虎
グイッ!!(千冬が一虎を部屋に無理やり入れる)
一虎
ドサッ!!
ドサッ!!(千冬が一虎を押し倒したような形になる)
千冬
一虎
千冬
千冬
千冬
千冬
千冬
一虎
千冬
千冬
一虎
一虎
千冬が涙目になる
千冬
千冬
千冬
一虎
千冬
一虎
一虎
一虎
一虎
千冬
一虎
一虎
一虎
一虎
一虎
一虎
一虎
千冬
千冬
千冬
千冬
一虎
千冬
千冬
千冬
一虎
千冬
千冬
亡くなったはずの場地さんなんです
一虎
千冬
千冬
千冬
千冬
一虎
千冬
千冬
一虎
千冬
千冬
千冬
一虎
千冬
一虎
千冬
一虎
千冬
…アンタもいなくなんないでくださいね
一虎
一虎
一虎
千冬
千冬
千冬
千冬
一虎
一虎
千冬
千冬
一虎
千冬
千冬
一虎
千冬
「もっと一緒にいたい」
この思いは
場地さんから
この男へ
受け継がれたのかもしれない
コメント
36件
もう最高なんですけど、
腐は辞めれん!
これだから腐はやめらんないのよ…なんならハマってくし…(