コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
朝起きると机の上に また紙が置いてあった ※自殺 この紙前もあったよな。 あれは確か交通事故って 書いてあったかな。 誰かのいたずらか、きみが悪い。
そう思って学校に行くとゆづきは普通に登校していた。 俺が本当にタイムリープしたのか、 そんな事を考えていると黒板消しが 飛んできた。
鳳
もうこいつらめちゃくちゃだ。 でも僕は喧嘩なんてした事ない。 仕方ないと思ったし、 そのうち不良達も飽きるだろうと思ってこんな日々をしばらく続けていた
いつものように家に帰るとお父さんが 心配そうな顔をして
お父さん
と聞いてきた
僕はお父さんに心配をかけたくはなかったから黙っていた。 お父さんは明日学校に行って 先生に話をしてくると言って 部屋に行ってしまった
その次の日からいじめは パタリとなくなった。 どうやら不良達はいじめがバレて 次やったら退学だと 先生に言われたらしい
優真
僕はいつものようにゆづきに話しかける
ゆづき
ゆづきはどこか元気がないみたいだった
もしかしたらいつもやられてばっかの僕に愛想を尽かしたのかと思うほど ゆづきは物静かだった。 それから数日数週間とゆづきはずっと そんな調子だった。 僕はなにがゆづきを元気づける方法は ないだろうかと考えた。
昼間は不良達の溜まり場の屋上。 でもこの屋上からの眺めは最高にいい。 少しでもゆづきに 元気になってほしかった僕は ゆづきを連れて屋上からの景色を みるための 下見をするために夜の学校へ忍び込んだ
そして屋上はいくと こんな時間だってのに 人が立っていた。 よく目を凝らしてみるとそれは ゆづきだった。 しかも柵の向こう側に立っている
優真
僕は叫んでいた。
するとゆづきは振り返った。 ゆづきの目は真っ赤に腫れあがって 涙を流していた。 そして僕に気がつくとこっちをみて 作り笑顔をしてこう言った
ゆづき
突然の出来事に言葉が出なかった。
そして一つの不思議な出来事を 思い出した。 机の上の紙。 1枚目の紙には交通事故。 そして2枚目の紙には自殺。 まさかあの紙はゆづきの事を 言っているのか。 そんな事を考えていると ゆづきが再び口を開いた。
ゆづき
僕は思考が停止した。 と言うよりいろんな想像が頭の中で混乱した。 ゆづきの元気がなくなった時、 俺へのいじめがなくなった時。 俺へのいじめがなくなって不良達は標的をゆづきに変えた? それでゆづきは誰にも言えずに?
ゆづき
ゆづきはそういうと最後に笑って 屋上から飛び降りた。
僕はその場で膝をついた。
優真
僕は涙が止まらなかった。 声が枯れるほど叫んだ。
そして僕は気づいたら その場で眠っていた。
お父さん
まただ。また昨日に戻っている。
優真
そう言って部屋に閉じこもった
"元はといえば父さんが 余計なことをしなければ あいつらの標的は僕のままだったんだよ
次の日学校へいくと父さんが先生に話をしなかったらしくいじめは続いた。
鳳
バシっ!
ドン!
グシャ!
優真
鳳
気がつけば鳳達を睨みつけていた。 こいつらがゆづきをいじめたからゆづき は自殺する道を選ばなきゃ いけなかったんだ。
コイツらぜったい許さない
優真
ギロッ
不良
鳳
もちろんこの鳳達に逆らったことは ないし 誰にも喧嘩を売ったことはなかったけど こいつらだけは許せない思った。
そして気がつくと俺は鳳達をまとめて 半殺しにしていた。
ゆづき
ゆづきが怯えながら聞いてきた
優真
俺は鳳達の怒りで全てがどうでも 良くなっていた。
それからゆづきとは話す事がなくなった
家に帰って父親と話さなくなくなった。
その代わりに学校で鳳達が俺に付き纏うようになった。
鳳
優真
鳳
鳳が馬鹿にした口ぶりで言った。
優真
鳳
あれきりゆづきとは一言も 話していないし 目も合わせていない。
だけど俺はそんなことは興味すらなく なっていた。
それから半年が経った。
鳳
俺は聞く耳を持たずに屋上へ向かう
不良
俺はお気に入りのジッポで セブンスターに火をつけ、 一口吸ってこう答えた。
優真
それから数日後西校の 奴らが俺たちの高校に 直管の単車に乗って 吹かしながらやってきた。
不良
不良II
ぎゃーぎゃー弱音を吐く不良達をみて 俺はいらいらしてこう言う。
俺はそういうと制服の胸ポケットから セブンスターを取り出して口に咥えた
優真
鳳
鳳はそういうと俺のタバコに火をつけた
喧嘩が始った。
やはり数の差には勝てなく 俺と鳳以外は完全に意識がなくなるまでやられた。
優真
鳳
ブシュ!
ダン!
バシッ!
俺と鳳は西校の奴らに 足に噛みつくような気持ちで立ち向かう
西校の奴らを全員倒し終わった後 俺達は意識を失った。