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かな
早く知りたかった。
ルリ
たったッ
菜那
ルリ！待って！
ルリ
来ないで！
ガシッ
ルリ
離して！
菜那
嫌だ
菜那
絶対やだ！
菜那
二度と離さない
ルリ
ッ何
菜那
るりのこと私全然知らなかったねッ
菜那
ごめん泣
菜那
るりの過去全部聞いた
ルリ
ッ
ルリ
知られたくなかったのに
ルリ
ずっと言わないつもりだったのに
ルリ
私の過去を知って引いた？
ルリ
引いたでしょ！
正直に言ってよ！
菜那
ッ
菜那
引くわけないじゃん
菜那
私だって同じだったもの
菜那
私も言わなくてごめん
ルリ
ッ、、
ルリ
(菜那も同じだったなんて)
ルリ
私もごめん
菜那
ねぇお願い
菜那
これからも仲良くしたいよ、泣
菜那
友達でいてよ泣
ルリ
当たり前でしょ。
ルリ
私だってずっと一緒にいたい。
ルリ
ツー
ルリの頬を涙が伝う
2人
大好き。
2人
ぎゅ
2人は深く抱きしめあった
かな
2人とも仲直り出来たかな
かな
「菜那」か、
かな
いい名前だな
かな
私にも2人みたいな勇気があったら、
かな
なにか変わってたのかな
かな
やめてやめてよ！
クラスの人
やだよー！
クラスの人
オラッ
ルリ
やめなよ！
ルリ
こんなことして恥ずかしくないの笑
ルリ
バカじゃん
クラスの人
ッ
かな
ありがとう
救われた そう思ったけど
次の日いじめられていたのはるりだった
かな
ッ
かな
(足が動かない、)
私に「助ける」そんな勇気はなかった
かな
こんなこと思い出して
かな
早く忘れなきゃ
かな
もう関わることはないんだから
ルリ
やめなよ！
ルリ
バカじゃん
菜那
それと
ありがとう！
かな
ハハッ
かな
忘れられないや
かな
どうして
かな
もしかして
かな
いやそうだ
かな
私はあの二人を好いている
かな
私にとってあの二人は
「特別な人」
終わり
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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![ある日転入してきた黒川さん[完]](https://lh3.googleusercontent.com/AryPRlcqrp98EJnTePrM4z03uX5r6v7aRr_ng9Rr5tfKoBi5Sl4UfLMktgskI52b02cGIhBTUQ_Hjz0eI8qCQtCwK5UL-5JI1g=s350-rw)
